ウォーハンマーFRP 珍奇なアイテム

冒険者はあらゆる危険に直面するため、特殊なアイテムが必要になる場合がある。
特定の脅威に対抗するアイテムとか、最悪の状況に希望をもたらすアイテムとか。
そういうヒーローが持つに相応しいアイテムを総称して珍奇なアイテムとしている。

アイテム 価格 荷重 入手
胃石 30gc 希少
癒しの湿布 5p 普及
エメラルドの粉末 100gc 1 希少
清めの封印 8gc 平均的
血清キット 3gc 品薄
幸運のお守り 15gc 平均的
聖遺物 10gc以上 希少
聖水 10gc 品薄
ニンニク 7p 普及
蟇石(がまいし) 40gc 超希少
巻き物 1gc 普及
魔道書(グリモア) 500gc 超希少
魔よけ・護符 2p 普及
ミラグリアーノ製グラス 40gc 2 希少

胃石
貴族などの権力者たちはいつ食事に毒を仕込まれるかわからない。
毒の効果を打ち消すアイテムは錬金術師がよく宮廷に売り込む。
鹿やアンテロープなどの食道から摘出した石灰岩の小さなこの塊を食器の底に置くだけでよいのだ。
そうすれば、飲み物などの液体に溶け込んだ毒を10%の確率で中和してくれる。

癒しの湿布
治療用の薬草と汚物(動物の糞、牛の尿、その他あらゆる汚物)を混ぜ合わせて作った強力な悪臭を放つ暖かい泥だ。
リストの価格は薬瓶1つ分の泥の価格で薬瓶(10p)は自分で用意する。
重傷者に〈負傷治療〉を行う際に、この癒しの湿布を患部に塗ると、軽傷状態とみなすことができる。
重傷の場合は通常では〈負傷治療〉で1点しか【耐久力】を回復させられないが、このアイテムを使用すると重傷状態でも1d10点の【耐久力】を回復させられる。

エメラルドの粉末
魔女や錬金術師は粉にした宝石は魔法の力を持つと考えている。
この粉末を飲み物に混ぜると20%の確率でその飲み物に含まれているいずれか(複合毒の場合はどれか1種類)の毒が中和される。
また、この粉末を混ぜた液体を飲んだキャラクターに対する〈負傷治療〉テストには+10%のボーナスが付与される。

蟇石(がまいし)
蟇石はとても希少で、赤い布の上に蟇を置くと、いずれ蟇が石を吐き出すのだという。
この希少に石を入手するために蟇相手に手を血に染めた者も少なくないが、そのような者の中で石を手に入れた幸運の持ち主はいない。
蟇石は指輪にはめたり、ネックレスやペンダントのように首から下げたりして着用する。
着用している者は病気や毒に対する【頑健力】テストに+5%のボーナスを得られる。

清めの封印
鎧(プレートメイル)に封印用の蜜蝋をたらして、自身の信仰の証である聖印を押す。
プレート鎧を着用していない者は、ルーン文字を刻んだ板を首の回りに着用して、清めの封印を押している。

血清キット
血清キットには小さいナイフ、さまざまな薬草、生きた蛭が箱の中に入っている。
毒を受けた者が【頑健力】テストに失敗した場合、2回の全アクション(戦闘中なら)を使って死を回避する試みを行える。
2全アクションが完了した時点で生きていれば、毒に対する【頑健力】テストを再度ロールできる。
1セットの血清キットは3回使用するとなくなる。

幸運のお守り
同じ形ょしたお守りは2つとなく、ルーン文字や宗教的なシンボル、幸運を意味する印などが刻まれている。
お守りの使用は宣言が必要で、1つのお守りに1回の効力しかない。
幸運のお守りは1回のテストを再ロールするか、自身に命中した攻撃を(ダメージ決定前であれば)1回無かったことにできる。

聖遺物
聖遺物とは死んだ聖人の残骸か聖人に密接に関わる宝物のことだ。
大抵の場合は骨、布切れ、装身具などで、そのアイテムを聖遺物とみなす相手に対してしか効果を発揮しない。
そういった相手に対する場合は〈魅惑〉〈世間話〉のテストに+5%のボーナスが付与される。

聖水
ズィルヴァニアは陥落したが、吸血鬼王の恐ろしい支配は忘れたくても忘れられないトラウマだ。
そのため現在でも聖水の需要はある。
聖水を作成するには司祭やその他の聖職者が祝福を呼び下ろす必要がある。
アンデットに聖水を振り掛けると1点のダメージを与える。
その際、【頑+】と鎧は適用されない。

ニンニク
ズィルヴァニアの恐怖の残滓。
一般人は1年に一度、特定の日に家にニンニクを吊るして悪霊を払う。

巻物
祝福が書かれた巻物や聖なる書物から破り取ったページ、罪の赦免状、司祭が書いた教訓など様々な巻物や紙切れがこのカテゴリーに含まれる。
そういったものを服に縫いつけたり、鎧に貼り付けたり、首の回りに紐で吊るしたりしている。
風邪や風土病予防にシャリアの司祭が酢で聖別した羊皮紙をシャツの中に挟んでいる兵士などは珍しくない。
これらには具体的な効果はないが、恐怖を和らげたり、気持ちが落ち着いたり、病気にかからないような気がしたりする。

魔導書(グリモア)
魔術師が魔法技術を研究する際に使う。
巨大な本で特殊な革(時々人間やドラゴン)で装丁されている。
重く嵩張るため、長旅に持ち運びするには向いていない。

魔よけと護符
魔よけや護符など迷信めいた物を身に付けるのは、オールドワールドでは一般的なことだ。
死んだ仲間や先祖の骨などが一般的だが、矢で射抜いて穴の開いた貨幣やトランプを身に付けて自身の腕を強調する射手や殺した相手の歯や牙を勝ち数として身に付けている物もいる。
これらは、具体的な効果は無いが、持ち主の心の拠り所になったり、アイデンティティーであったする。

ミラグリアーノ製グラス
ティリア都市国家のひとつ、ミラグリアーノは優秀なガラス職人が多いことで有名だ。
このグラスは毒が含まれた液体を注ぐと30%の確率で砕け散るという優れものなのである。

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