スターランド:Stirland

正式名:スターランド大侯国
統治者:選帝侯アルベリッヒ・ハウプト=アンデルッセン。スターランド大侯、ヴルトバート君侯、ズィルヴァニア君主
政治形態:貴族の諮問協議会を伴う封建制
首都:ヴルトバート
勅許自由都市:フレンスフセルグ、シュラムレーベン
主要輸出品:羊毛製品、ワイン、塩漬けの魚、木工品

特徴

スタール河、ライク河、アヴァー河に国境を画くされたスターランドは様々な地形が錯綜する起伏にとんだ領邦である。
田舎びた僻地という世評の割りに、大きな街がいくもあり、ズァルフバルのドワーフ衆との交易も盛んである。
“太古の王族”の古填も多く遺跡荒らしや冒険者、学者たちがいつも古墳を探求している。
東部に広がるズィルヴァニア地域は常闇の影さす地といわれ、絶えない幽霊の話とヴァンパイアの伝承から恐怖と暗間に包まれた土地で、選帝候の徴税人ですら収税に赴こうとしないほどだ。

主要都市

ライヒェブルグ
亡霊ヶ丘の麓に位置するこの街はズィルヴァニアの恐怖が息づいている。
統治者のぺ卜一ル・フォン・シュトルべ候はこれまで何度も”歩く死体”に立ち向かっており、ヴァンパイア王フォン•力一シュタインが魔の手を広げようとしていることを確信している。
この街では、吸血鬼狩人や魔狩人は歓迎される。
また、モ一ルの巨大な神殿もこの地に存在する。

ジークフリー卜ホーフ
“飢餓森”の近くの川辺に位置するこの町はアンデットを殲滅することに身を捧げたモールの聖堂騎士黑雅騎士団のものである。
騎士団の修道院がこの町を支配し、ここからズィルヴァニアの監視を続けている。
この町の住人はよそ者に対して大変疑い深く、名もない旅人がリンチにの犠牲になることもしばしばである。

ヴアルデンホ一フ
ズィルヴァニアの首都であるこの街は、音の黒ずんだ石材で造られ、ひさしのある屋根からはガーゴイル像が見張っている。
船舶修理所を擁し、上流のドワーフと交易があってもよさそうな場所だが、船舶がこの街に着くことは稀である。
この街は数マイル周囲の地域を威圧している。
多くの者は漆黒のその塊をカーシュタイン吸血鬼伯が残忍な治世を執り行い続けているので緑起が悪いと思っている。

ヴル卜バート
古ドワーフ街道の終着点であるこの街はスターランドでも桁はずれな大都市である。
白く磨かれた城壁と建物や、活発な港や市場は、繁栄している交易都市であることを物語っている。
選帝侯の法令によりスターランド産のワインは全てヴルトバー卜を通じて販売しなくてはならず、そのため”ワインの首都”とあだなされている。
また、この街は温泉でも有名で、多くの金持ちたちが”湯治”に来る。

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