ドライアド:Dryad

ドライアドは美しいが危険な精霊で、太古以来のロゥレンの森はもちろん、それ以外にも、オールド・ワールド各地の森に生息する可能性がある。
エルフか人間の美女の姿をとるのが通例だが、その肌は時おり、人間離れした緑色や褐色の光沢をおびる。
戦闘になると、彼女らはしきりに唸る不快な存在へと一変し、樹木のなれの果てを想わせる。
しかし行動はすばやい上に予期しづらく、とらえどころのない敵手である。
ドライアドは、すさまじい猛打をあびせることで、ささやかな敬意を敵に表することで知られる。
とはいえ一瞬後には、首をもぎ取りにかかるのだが。

技能：〈足跡追跡〉、〈威圧〉、〈崖登り〉、〈言語：エルサリン語〉、〈言語：マラ=ルーム=パ=ラリン語〉、〈察知〉+10%、〈忍び歩き〉+10%、〈常識：エルフ〉、〈姿隠し〉+10%、〈世間話〉、〈打撃回避〉、〈秘密言語：野人語〉、〈負傷治療〉、〈方角案内〉、〈魅惑〉、〈野外生存術〉
異能：〈気絶打撃》、《肉体武器》、《野育ち》、《鋼の意志》、《両手利き》

特別ルール：
• 変幻自在：ドライアドは生来の変化である。
戦闘では様々な樹木の形態をとることができる。
ツリーマン系以外の種族には理解しがたい理由があるのかもしれないが、ドライアドは同一の形態を1ラウンドをこえてとり続けることはできない。
そのため、毎ラウンド自身のターンの開始時に、ドライアドは以下の1つの形態へと姿を変えねばならない。
トネリコ：【頑健力】に+ 20%のボーナス
カバの木：【攻撃回数】に+1のボーナス
ナラ：【筋力】に+ 20%のボーナス
ヤナギ：自身の次のターンまでの任意の時点でフリーの「受け流し」を1回行なえる。

• 戦闘形態：ドライアドは、戦闘時には森の復讐心を擬人化したかのような形態へと変化する。
この変化はフリー・アクションとして行なえ、《恐怖誘発》の異能と、全部位への2アーマー・ポイントを、ドライアドにもたらす。

鎧：なし
アーマー・ポイント：頭部0 (2)、両腕0 (2)、胴体0 (2)、両脚0 (2)
武器：爪

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