スパイト:Spites

充分よくしてやれば、スパイトは悪戯好きとはいえ友好的になりうる。
しかし、不機嫌になると、彼らはすぐ残忍でとても悪意に満ちた存在になりやすい。
彼らは気まぐれそのものである。
エルフと魔術師だけが、彼らを相手にできる望みが存在する。
しかし、ウッド・エルフでさえも彼らの助けが必要な時にスパイトが食って掛かってきたり、見捨てたりしたという事実を過去からたくさん経験している。
死んだらすぐに、スパイ卜は消えて無くなる。
このことがオールド・ワールドの学者に彼らを研究することを困難にし、彼らはたいていの者にとって謎なのである。
これは典型的なスパイトのプロフィールである。
彼らは羽の生えた姿か棘の生えた人型の木の姿を取ることを好む。
時折、かれらは動物か物体に騎乗して現れるが、それらもスパイトの「姿変え」の能力の一部なのである。
プロフィールは、その場合の騎乗のものも含んだ値である。

主要プロフィール
武技 射技
48% 72% 19% 10% 66% 23% 35% 41%
副次プロフィール
筋+ 頑+
1 6 1 1 2(8) 0 0 0

技能:〈崖登り〉、〈騎乗〉、〈言語:エルサリン語〉、〈言語:マラ=ルーム=バ=ラリン語〉、〈察知〉+20%、〈忍び歩き〉、〈常識:エルフ〉、〈姿隠し〉+ 20%、〈大道芸:演奏〉、〈大道芸:歌唱〉、〈打撃回避〉、〈尾行〉、〈秘密言語:野人語〉、〈魔力感知〉、〈無駄話〉、〈野外生存術〉+20%
異能:《空中浮遊者》、《逃走!》、《縄抜け》、《肉体武器》、《野育ち》、《敏感》、《ものまね》、《夜目》、《両手利き》

特別ルール:
• 姿変え(Shapeshift):半アクションで、大きさが極端に変わらない限り、スパイトはどんな姿もとることができる。
スパイトの通常の大きさは、6〜12インチである。

• 魔法的生物(Magical):スパイ卜の全ての攻撃は、魔法の武器による攻撃として扱う。

• 有毒攻撃(Poisoned Attacks):スパイトの攻撃で負傷した者は「手強い」(-10%)【頑健力】テストを行なわねばならず、失敗したなら追加で2点の【耐久力】を失なう。
このテストは、攻撃でダメージを受けるごとに行なわねばならないので、その点に注意すること。

鎧:なし
アーマー・ポイント:頭部0、両腕0、胴体0、両脚0
武器:超小型の刃物(ダメージ値【筋+】-1)

【亜種】
スパイトの全ての亜種は、記載しているもの以外は、上記と同じプロフィールと特殊能力を持っている。

• 悪戯屋(Mischiefs):マーシュライト(鬼火)としても知られる悪戯屋は、光の球か、ボロボロの羽根を生やした発光する小型エルフの姿でたびたび現れる。
彼らは、観察した者を愚かにさせる模様を飛行しながら描く。
これは半アクションで、「狼狽」の呪文と同じ効果を発する。
人に害を及ぼしたい気分の時は、旅人を沼地や崖の縁へ誘い出すためにこの能力を使う。

• 怖がらせ屋(Terrors):怖がらせ屋は、旅人たちを恐れさせたり、おびえさせたりするのが大好きな冷酷なスパイトである。
彼らは、怖がらせた人々を死に追いやることに特に喜びを見出す。
怖がらせ屋は《険相》 の異能を持ち、全アクションで人を恐怖させる姿を取ることができる。これを見た者は、ただちに「恐怖テスト」を行なわなくてはならない。

•モズの妖精(Shrikes):モズの妖精は、赤い帽子を被った化け物や、昆虫か黒い鳥に乗った小型の騎士、あるいは剃刀のように鋭い羽根で飛びまわる姿で現れる。
スパイトの中で最速で最も破壊的な彼らは戦士の階級である。
彼らは、敵の眼や血管などの弱点を巧妙に狙う。
モズの妖精は《強打》 と《重傷打撃》の異能を持っており、【飛行移動力】は18で、【武器技術度】は66%である。

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コメント

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