捕盗 Thief-taker

今日は、シグマー教会で司祭様のありがたい説法がある日だ。
いつもは、こそ泥を捕まえたり、盗まれた品物を取り返したりしてるが、大して稼ぎにはならねぇ。
俺の目当ては、ありがたい説法でも集まった群衆相手の露店でもない。
説法の終わりが近くなると、仕事が降ってくる場合があるからだ。
しかし、今日の説法は長い…もう一時間は話している。

司祭の話はだんだん熱を帯びはじめ「魔法の学府に所属してない魔法使いは魔女とみなされる。よって奴らは明確な悪者であるため裁判を行う必要がある! 教団に確かな情報を提供した者には、真鍮銭10枚、魔女と疑わしき者を生け捕りにして来た者には金貨1枚、裁判によって魔女であることが確定すれば、さらに金貨3枚を進呈する」

やったぜ!
長い時間、聞きたくもない説法を聞いた甲斐があったってもんだ。
このウェラー様は、無実の人間に濡れ衣を着せて突き出すほど落ちぶれちゃぁいない。
隣村の隅っこに惚れ薬を作るのが得意な婆が住んでいて、魔女に違いねぇ。
よぼよぼの婆を一人ふん縛れば金貨4枚なんて、最高じゃねぇか!
シグマーは偉大だぜ!

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