ウォーハンマーFRP リプレイ【ワールウィンド】 第47話

・・・続き

【GM】
そんなわけで、ファットボーイ君は酢豚パイン邸に行きたいそうですが?

【ウルフガング】
しかたあるまい。
私も気なる。

【エリーズ】
博士が混沌に感化されたら大変ズラ。

【アデルベルト】
そうだな。
またなんか役に立つガラクタがあるかもしれんし・・・。

【ピョートル】
場所は分かってるんだ。
急ごう。

【GM】
では、PC一行はファットボーイを連れて博士の家へ急行します。

PC一行が到着すると博士の家はもぬけの空で室内を物色されたであろう形跡が見受けられる。
書類や部品などが散乱し、部屋中の引き出しという引き出しが開け放たれている。

【ファットボーイ】
くそっ!
どうやら博士の計画はスラーネッシュ9-1にばれてしまったようです。
恐らくは・・・秘密結社「赤毒の薔薇団」の仕業でしょう。

【ピョートル】
「赤毒の薔薇団」とは?

【ファットボーイ】
はい、スラーネッシュ教団の中でも特に諜報活動を軸に活動する秘密結社です。
その活動によって仕入れた情報を教団本部と売買する事で、活動資金を得ているようです。
この組織は博士を招きいれたことで、急成長した比較的新しい組織です。
それは、博士が改造を施した9人の女性諜報員の比類なき諜報能力によるところが大きいからです。
しかし、まだまだ組織には博士の頭脳が必要なことを考えるとすぐに博士を殺すようなことはしないはずです。
なんとか博士を恭順させるべく組織内部で、企んでいるはずです。

【ウルフガング】
その、博士が魔改造を施した諜報員は俺たちを襲ったあいつらだな?

【ファットボーイ】
はい。
エミーリア(003)とフローラ(007)とエーファ(008)です。

【エリーズ】
キャッ○アイかとおもったら、サイ○ーグ009だったズラ!

【GM】
いや、サイ○ーグ009-1のパク・・からインスパイアしたんだけどね。

【ピョートル】
で、博士のさらわれたであろう場所に何か心当たりは?

【GM】
そんな話をしていると、どこかからPC一行は狙撃される!

弾丸はファットボーイを狙っていたようで、ファットボーイ・スモールノーズの鼻先をかすめて外れる。

【アデルベルト】
あぶね~!
スモールノーズじゃなかったら鼻持ってかれてたな。

【ファットボーイ】
ひぃぃぃぃ。
とにかく、とにかく身を隠せる安全な場所に逃げましょう。
安全なところまで逃げられたら心当たりを話します。

【ウルフガング】
ファットボーイに死なれては、博士の居場所も分からなくなるからな。
とりあえず、コイツを護りながら逃げる。

【GM】
了解。
では、全員この「見えない敵」に対して〈姿隠し〉と敵〈察知〉の対抗テスト。
敵は2段階成功。

【エリーズ】
ぐは、負けたズラ。

【アデルベルト】
だめだ・・。

【ウルフガング】
おれもダメだった。

【ピョートル】
失敗した。

【GM】
それでは、ランダムで・・・コロコロ・・・ピョートルさん。

バキューン!
ちっ、外した。

【エリーズ】
ぬぉぉぉぉ、ドキドキズラ。

【ウルフガング】
テストに失敗しても即死じゃないことが分かっただけでも安心だ。

【GM】
せっかくの2発目もGMが外し、PCたちは悠々と避難できてしまいます。
チキショー。

で、落ち着いて話のできる場所に避難できました。

【ファットボーイ】
心あたりというのは・・・・

・・・・続く。

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