2019年3月31日に始まり、2020年11月8日に無事、最終回を迎えた「咆哮する砲弾(キャノンボール)」キャンペーン。
最初は3か月に1度のペースで行う予定でしたが、あまりにも間隔が開き過ぎるので2か月に1度の開催に途中変更しました。
さらに途中でコロナ禍の影響により、福岡市でも「緊急事態宣言」が出されたため、6か月のブランクを経て、再開することができました。
再開してまもなく、2020年9月にウォーハンマーRPG4版が発売されるという情報を得て、GMであるこれくら!の心の中は「これまでのストーリーの流れから、どうスムーズに最終回に持っていくか」ばかりを考えるようになりました(笑)。
そもそも、キャンペーンを始めた頃は、WFRP4eの日本語版がこんなに早く出るなんて夢にも思っていなかったので、1セッション経験点100点くらいでダラダラと長く続けられるキャンペーンをやるつもりでした。
PC同士の関わりに重点を置き、フィールドの移動の際には、ワンダリングモンスターのダイスを振るなど、古き良き時代のTRPGをやろうと思い、第1回セッションではPC同士のRPを重点的に拾うように心がけた結果、「戦闘無し」というセッションになりました。
本当は、酒場で絡まれたり、街中で辻占いの婆さんに因縁をつけられて、野次馬たちと一悶着というイベントも用意していたのですが、PLが上手く厄介ごとをすり抜けたので、戦闘無しセッションとして終了したのでした。
実際のキャンペーンは全8回で終わっていますが、6話目か7話目あたりでエスクの鉱山に潜るダンジョンアタックにチェンジするつもりでしたので、混沌の嵐によって廃墟と化した村や町を捜索した時には、ろうそくやランタン、バールやロープなどを積極的にアイテムとして出していました。
これらをしっかりと保管していないと、エスク鉱山のダンジョンアタックで苦労する展開にしたかったためです。
鉱山を深く潜っていくと、やがて古代遺跡を発見し、鉱山内で必要なアイテムを入手しないと古代遺跡へは侵入できないようにしようと思っていました。
じつはこの古代遺跡は、オールド・ワールドにオールドスランたちが来るもっと以前(10万年とか20万年とか前)に栄えた文明のもので、遺跡の謎を解いていくと次第に、遺跡は我々リアルPLたちが暮らしているこの世界のものだったのだ!というオチを考えていました。
現代の人間たちがさまざまな用途で使用する核。
そこで生まれる核のゴミは、現在でも地中の奥深くに埋めるしか処理の方法がありません。
このあたりの問題に絡めて、少し教訓めいたというか説教めいたというか、未来の地球を憂うシナリオにしたかったのです。
ウォーハンマーは、このようにSF的な要素を絡めやすいのも魅力のひとつです。
オールド・ワールドの北極にはワープ・ゲートがあるという設定ですし。
今回の「咆哮する砲弾(キャノンボール)」は、打ち切り漫画のような、後半を急激に端折って無理やり最終回にするという力技で、なんとか最終回という体裁を作ることができました(笑)。
最後まで参加して下さったPLのみなさんは、戸惑いもあったのかもしれませんが、WFRP4eのキャンペーンも必ず行いますので、その時はまた、よろしくお願いします。
それから、オンラインの方でもセッションを計画しています。
シナリオを作ったり、オンラインセッション用の準備でおそらく年明けになるかと思います。
年明けに軽く、オンラインセッションを慣らして、本格的にリプレイ用メンバーを集めるつもりです。
私も言った以上、後には退けないように動画編集ソフトを購入し、ソフトに見合ったパソコンを用意しました(笑)。
余裕があれば、ルール等の解説動画にも手を出してみたいですね~。
基本、Twitterでメンバー募集をしていくつもりですので、興味のある方は「鋼の旅団」のTwitterフォローをお願いします。
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