Zealot 【狂信者】

おお、力強く偉大なシグマー、何故あなたは私をお見捨てになられたのか…。
どうか私が後悔を償うべき光の道へお導きください。
私はあなたと共に歩みます。
あなたは私の人生の全て、私はあなたへ人生を捧げるのです。

狂信者は、何もかもを失ったものである。
家族がビーストマン(獣人)に皆殺しにされたのかも知れないし、故郷の村がオークに略奪されたのかも知れない。
あるいは、商人達の共謀によって商売を続けられなくさせられたり、貴族に娘を奪われたのかもしれない。

どんな理由があるにせよ、こうした男女に残されたのは、信仰だけだ。
彼らはシグマー教やウルリック教の戦闘司祭が熱弁を振るう説教に慰めを見出す。

そしていま、彼らはぼろをひきずってエンパイア中をさすらい、邪悪や混沌(ケイオス)の手下を我が手で叩き殺すつもりでいる。
彼らは血による救済を求めており、流されるのは己の血だろうと敵の血だろうと構わない。
兵士のように訓練されてはいないが、彼らが持ち合わせる火のような信仰は、強力な武器に他ならないのだ。

【聖ソーレンの剣ブラザーフッド】
この熱狂的な狂信者の一団は、一つの狂気によって集められている。
リーダーのニコラウスはすべてを失った元商人だ。
危険を伴う配達計画のおかげで、ニコラウスは破産してしまった。
ニコラウスが損害を補填できなかったとき、彼に金を貸していた高利貸し一味は、彼の家に火をつけた。
彼の妻と子供たちは炎によって亡き者にされた。
彼の財産は全て燃え尽きた。
しかし、辛く激しい痛みの中で、彼が瓦礫の中を這うと、燃え跡で生き残る唯一の物体を見つけた。
剣を掲げた天使を見つける。
彼の家族の守護者である剣を掲げたサン・ソーレンの木製の像。
業火に焼かれたにも関わらず彫像は原型を留めていた。
彼もまた彫像の如く剣を掲げた。
ニコラウスは同じ考えを持つ熱心な信者たちを激しい怒りと狂気によってまとめ上げた。
彼らはどこかに向かっているが、それがどこにあるのかは誰にもわからない。
正義と神の報復についてのニコラウスの絶え間ない説教と、彼らの目的地への旅は平和ではないだろう。

【クリストフ・コーエン兄弟十字軍】
オールドワールドで最も有名な司法裁判官の一人が辞任し、狂信者の仲間に加わった。
これには多くの人が驚いた。
ブラザー・クリストフ…彼はすべての者との関わりを断ったのではなく、彼の方から遠ざけたのだ。
なぜなのか?彼はビジョンを持っていたと言う人もいれば、彼は無実の男を殺したと言う人もいる…ライバルを出し抜くために悪魔と一緒に。
何が原因であれ、彼は彼が所有していた地位や名誉すべてを捨て、モーニングスターとざわめきのローブを着て悪に直面した。
ブラザー・クリストフは、先天的に腐敗を嗅ぎ分ける鼻を持っていて、熱狂的な狂信者たちが帝国の中で分泌された混沌の力を破壊する。
彼の全身は体毛を完全に剃って、聖なる聖句の入れ墨で覆われている。
「すべて不信者に地獄を」を合言葉に彼の十字軍は援助を拒否し、苦難を無視する。
しかし、当局が見過ごしているわけではなく、クリストフは危険で予測不可能な狂い人として、いずれ排除されるであろうが、そんなことはシグマーの仕事の前では恐れるに足らぬ些細なことだ。

能力値成長表

Main Profile
【武技】 【射技】 【筋】 【頑】 【敏】 【知】 【志】 【協】
 +10%  +5%  +10%  +10%  +5%
Secondary Profile
【攻】 【耐】 【筋+】 【頑+】 【移】 【魔】 【狂】 【運】
 +2

技能
威圧、学術知識:神学、常識:エンパイア、魅惑、読み書き

異能
剛力/冷静沈着、スタミナ/低姿勢、扇動、特殊武器:フレイル類

所持品
フレイル/モーニングスター、軽装鎧(レザージャック)、瓶入りの「良質」な蒸留酒

前キャリア
家内工業人、小作農、扇動家、代理戦士、入信者

次キャリア
扇動家、托鉢僧、入信者、鞭打苦行者、無法者

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