【第3回】鋼の旅団Regular meetings in 福岡

【第3回】鋼の旅団Regular meetings in 福岡 詳細

  • 場所 :福岡市 博多市民センター「福岡県福岡市博多区山王1-13-10」 第3会議室
  • 日時 : 2019年9月29日(日曜日) 10:00~19:00予定。
  • 参加費 : 500円。
  • メンバー募集 :PL6名未満の場合、Twitterにて募集します。

 

第2回のあらすじ

Jun-Chan執筆のあらすじ。毎回、その記憶力には驚きしかない。

ショーニングハーゲンの街では「キャノンボール作戦」のスタートを明日に控え、お祭り騒ぎの様相を見せていた。
キャノンボールの参加者もほぼ出揃い、出発順やオッズが正式に公表された事で、一獲千金を目指す者たちの視線は更なる熱気を帯びていた。

2週間前にショーニングハーゲンを訪れた冒険者たち、マグナス、エギル、グレッツェン、リルエット、シルベーヌらにオッズバーで働くポールを加えた6人は、雇い主をシュルツ辺境伯に定め、彼の“弾丸”となったことで得た前金を使い、その日も酒を飲んでいた。

しかしそこにシュルツ辺境伯からの使いが訪れ、彼らは突然解雇を突き付けられてしまう。シュルツ辺境伯が冒険者集めに難航しているとの情報が本国に伝わり、彼の後輩にあたる吸血鬼狩人の一団が駆け付け新たな“弾丸”に名乗り出たのだ。

冒険者たちはオッズバーのポールの情報に頼り、再び雇い主探しを余儀なくされるが、そんな中でマグナスは運命的な出会いを果たす。
その名はヘルバルト男爵、キャノンボール参加者にして、ウィッセンランドにある環状列石(ストーンサークル)を管理する領主である。

環状列石は通称「タールの牙」とも呼ばれ、自然と大地をつかさどる女神『タールとリア』にまつわる地であり、エンパイアの神話にも登場する歴史有る場所だ。
狩猟を生業とするホーンハンターのマグナスにとっては、まさに聖地と言える場所であった。

ヘルバルト男爵もまたマグナスの姿に感嘆し、元々好条件であった報酬をさらにUPする事を約束したことで、冒険者たちはヘルバルト男爵を新たに雇い主に定めた。

一方、ポールは他にも驚くべき情報を仕入れていた。立候補詐欺で捕まっていたトマス=ギュンターが、とある人物の支援で保釈され出資金も得て、リーンハルト=ギュンターと名を変え参加者に名を連ねていたのだ。

新たに獲得した前金でマグナス・ポール・グレッツェンが武具の新調に向かった一方で、シルベーヌはトマスのパトロンを調査する。
しかし、それが自治国家が乱立する“ボーダープリンス”の領主との噂は入手できたが、その正体までは掴めなかった。

謎のパトロンに一抹の不安を覚えつつも、一行は締切目前だった賭けのためにオッズバーに飛び込む。
雇い主に投資する者、大穴を狙う者、各々が一獲千金の夢を胸にチケットを買うのであった。

その後一行はグレッツェンの発案で、食料を浮かすための狩りに行くことになる。
狩りを得意とするリルエットやマグナスが居たものの狩りは不調に終わり、運悪くオークやゴブリンに襲撃までされてしまう。

敵は多勢ではあったが、エギルの無双やグレッツェンのウルリックに加え、各々が持ち味を発揮して見事オークたちを撃退し旅への手応えを掴むものの、マグナスが手痛い一撃を受け、出発を前に重傷を負ってしまうのだった。

翌日朝、ついにキャノンボール作戦の火蓋が切られる。

スタートは4日間に分けられ、1時間に一組ずつの出発となり、優勝候補の選帝侯やタラベックランド諸侯らの倍率1~9番手のチームは1日目、シュルツ辺境伯やレントゲン辺境伯といった伏兵格である10~18番手のチームは二日目、冒険者たちのヘルバルト男爵やエリーゼ男爵・ラントシュタイナー男爵、ギュンターといった大穴格の19番手~27番手が3日目、それ以外の泡沫参加者がまとめて4日目のスタートである。

3日目のスタートまでに、他チームを偵察(といってもスタートを観戦しただけだが)しつつ、マグナスの治療も無事に済ませ、チーム名を“ハイリゲス・ホーン(聖なる角)”と定めた冒険者たちは、意気揚々と出発する。

だが、最初の拠点ともいえる廃村・インメルシュルトまでの道のりは街道とは呼べない山道で進みも遅く、スタート順の関係ですぐに日没を迎えた“聖角”たちは、暗い森の中での野営を余儀なくされる。

野営の場所探しに難航する“聖角”だったが、森の前方に別チームのテントを発見する。
紋章学に秀でたポールの見立てではノードランドの港町の海兵で構成された“ダンチョネ”の一行であり、1日早く出発した彼らがあまり進んでいない事を不審に思いつつ、“聖角”は“ダンチョネ”へと接触する事にする。

“ダンチョネ”のメンバーは“聖角”の面々を快く焚火へと誘い、彼らがオークやゴブリンの集団に襲撃された事、撃退はできたものの一名の重傷者を出した事で休養を取っている事を説明してくれた。

マグナスを治療したエギルが負傷者の容態を見るが、確かにその傷は深いものだった。
思ったよりもこの森が危険と見て取った“聖角”は“ダンチョネ”と合同で野営する事にするのだった。

その夜、二直目のグレッツェン+シルベーヌの時に、異変が起きる。
遠くから獣の雄叫びを聞いたグレッツェンが手直の者を起こし、“ダンチョネ”のメンバーにも異変を伝えたのと、前方から異形の集団が姿を現したのはほぼ同時。
テントを背に、焚火を中心にして、“聖角”と“ダンチョネ”は共闘を開始した。

敵はゴールと呼ばれるミュータントで、屈強なベスティゴールや健脚のセンティゴールをはじめとした1ダースもの集団からなり、体制を整える前に恐るべき速さでの接近を許し、その場は途端に乱戦となった。

後衛のポールをセンティゴールの鋭い突撃が抉り、ベスティゴールの剛腕はエギルの厚い装甲をぶち抜き、誰が倒れてもおかしくない激しい戦いとなったが、相手を上回る連携により徐々にゴール達の戦力は削られ戦況は逆転、遂に残った数体を退散させる事に成功した。

“ダンチョネ”のリーダーは自身らを超える損傷を受けながら留まって戦ってくれた“聖角”への感謝を伝え、ゴールの戦利品の全ての譲渡と重傷者の休憩場所としてのテントの提供、そして次の目的地までの同行と荷車による戦利品の運搬を申し出るのであった。

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