ヘッジフォーク(俗魔術師)は、小規模なコミュニティの中で、厄除け、ポーションやローション、トニックなどを人々に提供することで、コミュニティ社会に貢献しています。
ヘッジマジック(俗魔術)は数え切れない世代に渡って師匠から弟子へと伝承されています。
帝国の片隅で医療や文化の届かない集落では、彼らの才能が必要とされています。
子供が熱を出して寝込んだり、出産時の合併症など、困った時には村落の端にあるヘッジフォークたち賢者の元へを訪れドアをノックするのです。
しかし、これらの才能は洗練された文化圏の人々にとっては、ただの「怪しげなおまじない」にすぎず、シグマー神殿は彼らヘッジフォークたちを魔女と認定しており、当局や魔狩人に捕まって有罪になると火あぶりに処せられてしまいます。
そのため、ヘッジフォークたちは魔女の力があろう無かろうと、孤独な秘密主義者で、通報者との接触を避けるために自分たちに好意的な人々しか寄せ付けません。
ヘッジフォークたちは何百年もの迫害の果てに散り散りとなっており、魔狩人や告発者から賢者たちを守るためにヘッジフォークを信奉するお客や商売上の利益を共有する医師ギルド、薬師ギルドなどが茨のように脇を固めています。
このようなことから、村落の住人たちと、ヘッジフォークたちの共存を脅かす可能性を秘めた冒険者たちのような部外者が偶然、村落を訪れたなら、村人はすぐに、扉や窓、そして口を閉ざしてしまうでしょう。
俗魔術について
素材
俗魔術は、素材を使って比較的安全に呪文を発動する術を確立しました。
俗魔術は他の魔法体系の呪文発動と同様の方法で判定しますが、素材を使用せず呪文を発動する場合には、その素材のボーナスポイントに等しい数の混沌ダイスを追加します。
この混沌ダイスは呪文の発動ポイントには影響を及ぼしませんが、ティーンチの呪いの発動に対しては有効です。
つまり、素材なしに俗魔術を使うとティーンチの呪いが他の魔法体系よりも発生しやすく、危険であるといえます。
追加呪文
見習いヘッジクラフト、ベッジマスター、ヘッジワイズのいずれのキャリアも《追加呪文》異能を持ち、50xpで下級魔法の呪文を修得できます。
自分の呪文リスト以外の呪文は、100xpで修得可能ではあるが、師匠かそれに等しい人物から修得しなければなりません。
見習いヘッジクラフトの呪文
あなたの師匠は、昔からのやり方で簡単な下級魔術からしか教えてくれません。
下級魔術を《追加呪文》異能で1つずつ修得したなら、ようやく《初歩魔術:似非》の呪文リスト全てを100xpで教えてくれます。
また、《初歩魔術:似非》まで修得したら、《初歩魔術:秘術》の中から『音響』『落とせ』『鬼火』『眠り』、《初歩魔術ICEマジック》から『魅力』『呪い』を1つ100xpで修得可能になります。
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