ノードランド:Nordland
正式名:ノードランド大男爵領
統治者:選帝侯セオドリック・ガウザー。ノードランド大男爵、ザルツェンムント君公、ローレローン大君主にしてマリエンブルグ公。ノース人どもの厄災。
政治形態:封建制
首都:ザルツェンムント
勅許自由都市:ザルツェンムント
主要輸出品:農産物、羊と山羊のチーズ、羊毛と羊毛製品、木材
特徴
二つの森林に包まれたノードランドで、人間は密生林を切り聞いた入植地か荒磯の沿岸部にポツリポツリと暮すばかりだ。
また、ローレローンの森ば名目上は選帝候の土地ではあるが、ロ一レローンのハイエルフたちによって完全に独立した領域となっている。
マリエンブルグがエンパイアから離脱したため、エンパイアの海洋艦隊はディータスハーフェンを母港とせざるを得ない状況で、この街は目下急成長中である。
著名地
ノイエ・エムスクランク(Neues Emskrank)
2460年にマリエンブルグとの取引を吸い寄せるため、地元民は強制的にヴィルヘルムスコーグへ移住させられ、この地の活性化のために入植者たちが連れてこられた。
事業を妨害する者たちによって火事や事故が相次ぎ、最初に港を出た船が転覆したときに人々はこの町は呪われているといい始めた。
結果、この町を造った営利団体は崩壊し、この町はノードランドの選帝侯にわずかな金で売り渡された。
ノ一ドランド人はこの町を”汚名”だといい語り始めている。
ザルツェンムン卜(Salzenmund)
ザルツェンムントは現在、エレングラードからミドンへイムに至る街道の交易が滅少していることに苦しむ大規模な都市である。
仲介業者が販売するローレローンの木材は多くの商人や旅人たちの目を引き、銀ヶ原で採掘した銀で出来た製品やインゴットの取引のおかげで銀細工ギルドの本拠地でもある。
また、街には完全な木造建築で200年の歴史があるウルリックの神殿がある。
シュラーフヒューゲル(Schlaghugel)
現在のフォン•ハ一ゲンフェルズ男爵の祖父の時代に設立されたこの村は現在では、廃棄されている。
古い環状列石があり、”大母リア”の信者であった当時の男爵はここを聖地と感じ、守り、再び力を与えようとした。
しかし、住民たちは村の広場の木に「霧」と「神の恵み」という二つの言葉を残して、忽然と消えてしまった。
シューテン(Schuten)
この村には〈ヤブイチゴ〉亭という防備の固い馬車宿があり、旅人や狩人たちに人気の高い立ち寄り先となっている。
この宿屋の主ハーグリムソンは地元の男爵の命をワイヴァーンから救い、その戦いで片足を失ったという逸話を持つ。
また、ハーグリムソンは自家製ビ一ルを醸造しており、ノードランドで最高の味だと評価されている。
しかし、戦争により軍隊以外の通行が途絶えたことで、経営は窮地に陥っている。
将校たちは回収の見込みの無いツケで支払いを済ませるからだ。
しかも、村の男たちは戦いに徴収され、畑の手人れや収穫に人手が不足している
このままでは廃村は必死だと思われる。
居留地名 | 規模 | 統治者 | 人口 | 裕福度 | 産業 | 兵士の数と質 | 備考 |
ザルツェンムン卜(Salzenmund) | 街 | テオドリック・ガウサ一選帝侯 | 7,500 | 4 | 交易、行政府、 木彫品 | 45a/300c | 領邦の首都。 |
ベーケルホーへェン(Beeckerhoven) | 町 | ガウサー選帝侯 | 408 | 3 | 木材、交易 | 10b/80c | |
グラーフェンリッヒ(Grafenrich) | 町 | ガウサー選帝侯 | 252 | 2 | 木材、交易 | 4b/52c | |
クル卜ヴアーレン(Kurtwallen) | 村 | ガウサー選帝侯 | 73 | 1 | 自給のみ | 一/10c | |
オルデンリッツ(Oldenlitz) | 町 | ガウサー選帝侯 | 172 | 3 | 農業、銀 | 6b/30c | |
ディータースハーフェン (Dietershafen) | 街 | ルドルフ•ケフラー男爵 | 3,000 | 3 | 漁業、造船 | 100a/200b | 海洋艦隊の投錨地。 |
フローテ(Frote) | ガウサー選帝侯 | 0 | 0 | ノードランドから中央山系への 街道沿いに位置している。”暗黒 の軍勢”(Hordes of Darkness)と、”大同盟軍”(Grand Alliance)が数週間にわたりこの地で戦った。アーケイオンは自軍の残余にこの町に存在した混沌勢力を加えて、中央山系へと退却した。1,200人の住民の運命は知られていない。 | |||
ハーゲンドルフ(Hargendorf) | 町 | ギユンタ一・フォン•ハーゲンフェルズ 男爵 | 234 | 2 | 漁業、塩、牧羊、羊毛 | 16b/40c | |
バイレン(Beilen) | 村 | フォン•ハ一ゲンフェルズ男爵 | 28 | 1 | 自給のみ | -/2c | |
シュラーフヒューゲル(Schlaghugel) | 村 | フォン•ハ一ゲンフェルズ男爵 | 0 | 0 | 男爵領の西の端に位置する放棄 された村。付近に環状列石の遺 跡がある。 | ||
ウエブリンゲン(Ueblingen) | 村 | フォン•ハ一ゲンフェルズ男爵 | 73 | 2 | 農業 | -/8c | |
ルフトベルク(Luftberg) | 村 | エヴァル卜・フォン・ラウエ男爵 | 982 | 2 | 木材 | 6b/15c | |
ノイエ・エムスクランク (Neues mskrank) | 町 | ガウサー選帝侯 | 895 | 3 | 交易、漁業、 木材 | 45b/160c | 2460年マリエンブルグとの取 引を吸い寄せることを目論んで 第1の港が開かれたが、無残な失敗に終わる。 |
八イリッヒドルフ(Heiligdorf) | 村 | ガウサー選帝侯 | 32 | 1 | 農業、漁業 | -/3c | |
マナンス八イム(Manaansheim) | 砦 | マナン教団 | 35 | 2 | 自給のみ | 5b/10c | 海神修道会(Order of the Triton)の修道院が、ドロッセル シュブーレ湾の小島にある。 |
ノルテン(Norden) | 街 | オトマル・フォン・ノイラート男爵 | 3,200 | 3 | 漁業、交易、 琥拍、 レオボル卜 八イムへの 囚人護送 | 30b/200c | ドロッセルシュブーレ湾の最も東の端に位置している。ラス卜リアを探険し征服する計画の基地として、ひそかに開発が行な われている。 |
ベーレン(Beelen) | 村 | フォン・ノイラート男爵 | 82 | 2 | 農業、牧羊 | —/8c | |
ゲルティンク(Gelting) | 村 | フォン•ノイラート男爵 | 46 | 1 | 牧羊 | 一/5c | |
クライデクリッペ(Kreideklippe) | 时 | フォン•ノイラート男爵 | 88 | 2 | 漁業 | —/10c | |
ザルツモラスト(Salzmorast) | 村 | フォン•ノイラート男爵 | 28 | 1 | 自給のみ | 一/4c | |
シューテン(Schuten) | 村 | ヘルム一卜•アデナウア一男爵 | 78 | 1 | 農業 | 一/8c | |
ヴィルヘルムスコーグ (Wilhelmskoog) | 村 | ユス卜ゥス•ヴィッツィヒ男爵 | 84 | 2 | 漁業、塩 | 6b/8c | |
オックホルム(Ockholm) | 村 | ヴィッツィヒ男爵 | 56 | 1 | 自給のみ | 一/4c |
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