普通の蜘蛛と何ら変わりないような姿かたちこそしているが、胴体だけで人間の脚ほどの長さがあり、不自然なまでに長い脚部をもつジャイアント・スパイダーは、小型の品種がおぞましい変異をとげ、混沌の力によって怪物めいたサイズにまで膨れ上がった存在である。
頭部には最大8個までの大きな眼と、いっそう大きい大顎とが付属する。
体色は黒か褐色だが、そこに明色の模様が混じる個体もあり、毛むくじやらの褐色の脚は、目にも留まらぬ速さで動く。
ジャイアント・スパイダーが好む戦法は、こっそりと忍び寄り、跳躍して獲物に覆いかぶさり、毒を注入して反応する暇を与えないことだ。
ジャイアント・スパイダーが他者を襲うのは、十中八九は食を得るためであり、獲物1体を無力化したらそのまま運び去るので常で、その場に残って他の連中と戦いつづけようとすることは稀だ。
主要プロフィール | |||||||
武技 | 射技 | 筋 | 頑 | 敏 | 知 | 志 | 協 |
38% | 0% | 41% | 44% | 60% | 15% | 35% | 5% |
副次プロフィール | |||||||
攻 | 耐 | 筋+ | 頑+ | 移 | 魔 | 狂 | 運 |
2 | 25 | 4 | 4 | 6 | 0 | 0 | 0 |
技能:〈察知〉+10%、〈忍び歩き〉+10%、〈姿隠し〉+10%
異能:《恐怖誘発》、《肉体武器》、《敏感》、《夜目》
特別ルール:
• 甲殻:ジャイアント・スパイダーを覆うキチン質の外殼は、あらゆる部位に2アーマー・ポイントを与える。
• 有毒の咬みつき:ジャイアント・スパイダーによる咬みつきは有毒だが、毒は獲物を殺すためでなく、麻痺させるために使われる。
ジャイアント・スパイダーに咬まれた者は【頑健力】テストを行なわねばならず、失敗したなら1d10ラウンドにわたって「麻痺状態」となる。
麻痺状態のキャラクターは一切のアクションを行なえず、「無防備状態」と見なされる。
• 壁登り:ジャイアント・スパイダーは、通常のスパイダーと同様に、粘着性のある足を生かして壁を這い登ったり下ったりできる。
そのため、通常の移動率で壁面を移動できる。
鎧:なし
アーマー・ポイント:頭部2、両腕2、胴体2、両脚2
武器:大顎
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