レイスは身体をマントにすっぽりつつみ、巨大な大鎌をたずさえている。
マン卜の奥には爛々と光る目がのぞくばかりだが、フードをめくり上げて、実態のない影(エーテル)めいた髑髏に邪悪な笑みをうかべることもある。
レイスが生まれるのは、強力な魔術師が寿命の終わりにさしかかり、何としてでも生き延びようと、種々様々な実験に手を出したときである。
実験に成功した者は死霊術師になるが、ことによると、ヴァンパイアになる者もあるのかもしれない。
なお実験に失敗した者が、レイスになる——そして、死を欺きたいという差し迫った欲求に駆られて、アンデッドの姿で生きつづけるのだ。
レイスは多くの場合、きわめて頭脳明晰であり、エーテル状態であることを生かして、ときに敵を待ち伏せもする。
とはいえ、正面きって攻めかかることを好む者もまた多く、怪力と、敵を震撼させる怪相とを嬉々として行使する。
大鎌を自由奔放にふりまわしては、我こそは死を体現する者であると半ば信じこむのだ。
たしかに彼らは、死そのものといった姿はしているのだが。
主要プロフィール | |||||||
武技 | 射技 | 筋 | 頑 | 敏 | 知 | 志 | 協 |
38% | 0% | 35% | 42% | 31% | 44% | 64% | 25% |
副次プロフィール | |||||||
攻 | 耐 | 筋+ | 頑+ | 移 | 魔 | 狂 | 運 |
2 | 20 | 3 | 4 | 6 | 0 | 0 | 0 |
技能:〈字術知識:死霊術+10%〉、〈学術知識:魔術+10%〉、〈言語〉(どれか2つ)、〈察知〉+20%、〈姿隠し〉+20%、〈秘術言語:魔術語〉
異能:《アンデッド》、《エーテル状態》、(怪奇な顔》、《特殊武器:両手用》、《肉体武器》、《夜目》
特別ルール:
• 冷気攻撃:レイスは大鎌の攻撃によらずとも、手をふれただけでも定命者を傷つけられる。
それらの冷気攻撃は相手の生命を吸収するものであり、鎧は何の役にも立たない。
冷気攻撃は「回避」はできるが、「受け流し」はできない。
鎧:なし
アーマー・ポイント:頭部0、両腕0、胴体0、両脚0
武器:大型武器(鎌)
※《エーテル状態》異能により、魔法の武器か呪文が使えない場合は、ダメージを与えることができない。
コメント
[…] レイス […]