ウォーハンマーFRP クリティカルヒット

クリティカルヒット
キャラクターが残っている【耐】を上回るダメージを受けたなら、クリティカルヒットが発生する。
攻撃側はパーセントタイル・ロールを行いクリティカル効果を出す。
【耐】は0以下に陥ることはない。
クリティカルヒットを受けてそれでも生きているのなら、【耐】は0のままだ。
クリティカル効果を出すには、命中部位を明らかにして、通常通りのダメージ(相手の【頑】、AP有効)を出す。
そのダメージ値がクリティカルレートとなり、クリティカル表を元にd100の出目でクリティカル値を出す。
命中部位に従ってクリティカル値の項目に列記されている被害を被ることになる。

永続的影響
クリティカルの結果により、さまざまな永続的影響を被る場合がある。

喪失部位 影響
両手が必要とされるテストで-20%のペナルティを被る。両手用武器が使えなくなる。傷ついた腕に盾をくくりつけるなどの工夫は有効。
手の喪失と同様だが、盾をくくりつけることができなくなる。
【射技】が永続的に-20%される。視覚を頼りとするテストに-20%のペナルティが課せられる。
【移】が永続的に半減する。運動性を頼りとするテストに-20%のペナルティが課せられる。
足の喪失と同様だが、〈打撃回避〉ができなくなる。

サドン・デス方式のクリティカルヒット
クリティカルヒット表を用いて、クリティカル値を出す。
・1~5なら効果なし
・6~10なら死亡する。
クリティカルレートが+5以上なら必ず死亡というシステムだ。

クリティカルヒット表

クリティカルレート
D100 +1 +2 +3 +4 +5 +6 +7 +8 +9 +10
01~10 5 7 9 10 10 10 10 10 10 10
11~20 5 6 8 9 10 10 10 10 10 10
21~30 4 6 8 9 9 10 10 10 10 10
31~40 4 5 7 8 9 9 10 10 10 10
41~50 3 5 7 8 8 9 9 10 10 10
51~60 3 4 6 7 8 8 9 9 10 10
61~70 2 4 6 7 7 8 8 9 9 10
71~80 2 3 5 6 7 7 8 8 9 9
81~90 1 3 5 6 6 7 7 8 8 9
91~00 1 2 4 5 6 6 7 7 8 8

【頭部】クリティカル効果
クリティカル値/効果

  1. 打撃で状況が把握できなくなため、次ターンでは半アクションを不意にしてしまい。残りの半アクションしか行動できない。
  2. 耳を強打され酷い耳鳴りでめまいが起こる。1Rの間一切のアクションを行えない。
  3. 打撃により流血が目に流れ込む。治療行為を受けるまでは【武技】-10%のペナルティ。
  4. 鎧が破損し、APを1点低下し、修理するまで直らない。鎧を着ていない場合は(2)の効果を使用する。
  5. 転んで倒れたため、頭がくらくらする。起立アクションが必要な上に1Rの間、攻撃やテストに-30%のペナルティ。
  6. 1d10ラウンドにわたって気絶状態となる。
  7. 1d10分間気絶する。以後のクリティカルヒットはサドンデス方式を採用する。
  8. 顔がズタズタになり、倒れる。無防備状態となり、治療行為を受けるまでは、毎ラウンド20%の確率で死亡する。もし、戦闘に生き延びたとしても【頑】テストに失敗した場合、永続的に片目を失う。
  9. 頭蓋骨が粉砕され、即死する。
  10. 死亡する。いかに盛大な死に様だったかはPLかGMに任せる。

【胴体】クリティカル効果
クリティカル値/効果

  1. 打撃で息がつまり、1Rの間は攻撃やテストに-20%のペナルティ。
  2. 股間への一撃が炸裂する。苦痛により1Rの間一切のアクションが行えない。
  3. 強打で肋骨が数本折れる。治療行為を受けるまでは【武技】-10%のペナルティ。
  4. 鎧が破損し、APを1点低下し、修理するまで直らない。鎧を着ていない場合は(2)の効果を使用する。
  5. 転倒した拍子に息が詰まって悶絶する。1Rの間、攻撃やテストに-30%のペナルティ。立ち上がるには起立アクションが必要。
  6. 1d10ラウンドにわたって気絶状態となる。
  7. 打撃が酷い内出血を起し、無防備状態となり、治療行為を受けるまでは、毎ラウンド20%の確率で死亡する。以後のクリティカルヒットはサドンデス方式を採用する。
  8. 脊髄が粉砕され、倒れる。治療行為を受けるまで無防備状態となる。もし、戦闘に生き残った場合【頑】テストに失敗すれば、腰から下が不随になる。
  9. 内蔵破裂により、数秒後に死亡する。
  10. 死亡する。いかに盛大な死に様だったかはPLかGMに任せる。

【腕】クリティカル効果
クリティカル値/効果

  1. その手に握っていた物を落とす。盾であればベルトで縛り付けられているので、影響はない。
  2. 打撃で腕に痺れが走り、1Rの間腕が使えなくなる。
  3. 手の機能(握力)が失われ、治療行為を受けるまで回復できない。手に持っていた物を落とすが盾は大丈夫。
  4. 鎧が破損し、APを1点低下し、修理するまで直らない。鎧を着ていない場合は(2)の効果を使用する。
  5. 腕の機能が失われる。治療行為を受けるまで回復できない。持っていた物を落とすが盾は大丈夫。
  6. 強打により腕が砕ける。握っていたもの(盾は除く)は落とし、激しい出血のために毎ラウンド20%の確率で死亡する。以後のクリティカルヒットはサドンデス方式を採用する。
  7. 手はもはや血まみれの残骸だ。持っていた物(盾は除く)を落とす。おびただしい出血は毎ラウンド20%の確率でPCを死亡させる。以後のクリティカルヒットはサドンデス方式を採用する。もし、戦闘に生き残って【頑】テストに失敗した場合、永続的に手を失う。
  8. 腕はもはや血まみれの肉下塊がぶら下がっているだけだ。持っていた物(盾は除く)を落とす。おびただしい出血は毎ラウンド20%の確率でPCを死亡させる。以後のクリティカルヒットはサドンデス方式を採用する。もし、戦闘に生き残って【頑】テストに失敗した場合、永続的に腕を失う。
  9. 大動脈を切られた。肩から血を吹き上げ、出血とショックにより即死となる。
  10. 死亡する。いかに盛大な死に様だったかはPLかGMに任せる。

【脚】クリティカル効果
クリティカル値/効果

  1. よろめく。半アクションを不意にするため、次のターンは残りの半アクションしか行えない。
  2. 打撃で脚が痺れる。1Rの間は【移】が半減し、回避が行えない。脚に関する【敏】テストに-20%のペナルティ。
  3. 脚の機能が失われ、治療行為を受けるまで回復しない。【移】は半減し、回避が行えず、脚に関する【敏】テストには-20%のペナルティ。
  4. 鎧が破損し、APを1点低下し、修理するまで直らない。鎧を着ていない場合は(2)の効果を使用する。
  5. 転んで倒れたため、頭がくらくらする。起立アクションが必要な上に1Rの間、攻撃やテストに-30%のペナルティ。
  6. 脚が砕かれ、無防備状態となり、治療行為を受けるまでは、毎ラウンド20%の確率で死亡する。以後のクリティカルヒットはサドンデス方式を採用する。
  7. 脚は血まみれの残骸と化す。治療行為を受けるまで無防備状態となり、激しい出血のために毎ラウンド20%の確率で死亡する。もし、戦闘に生き残った場合【頑】テストに失敗すれば、永続的にくるぶしより下を失う。
  8. 脚はもはや血まみれの肉塊がぶら下がっているだけの状態だ。治療行為を受けるまで無防備状態となり、激しい出血のために毎ラウンド20%の確率で死亡する。もし、戦闘に生き残った場合【頑】テストに失敗すれば、永続的に膝より下を失う。
  9. 大動脈を切られた。脚の残骸から血を吹き上げ、出血とショックにより即死となる。
  10. 死亡する。いかに盛大な死に様だったかはPLかGMに任せる。

【翼】クリティカル効果
クリティカル値/効果

  1. 翼への軽打。1ラウンドにわたって、あらゆるテストに-10%のペナルティをこうむる。
  2. 翼にかすり傷を負う。比較的容易(+10%)の【敏捷力】テストを行ない、失敗ならただちに高度を1段階失う。地上にいるクリーチャーは、次のターンには飛び立てない。
  3. 翼が損傷。【飛行移動力】が2点低下する。手強い(-10%)【敏捷力】テストを行ない、失敗ならただちに高度を1段階失う。地上にいるクリーチャーは、次のターンには飛び立てない。
  4. 翼がひどく損傷。【飛行移動力】が4点低下する。超困難(-30%)の【敏捷力】テストを行ない、失敗ならただちに高度を1段階失う。地上にいるクリーチャーは、1d10ターンが経過するまで飛び立てない。
  5. 翼が使えなくなる。【飛行移動力】が0に低下する。飛行中のものは落下し、高度に応じたダメージを受ける。地上にいるクリーチャーは、このひどい怪我が癒えない限りは飛び立てない。
  6. 翼の付け根に傷口がひらく。【飛行移動力】が0に低下する。飛行中のものは落下し、高度に応じたダメージを受ける。地上にいるクリーチャーは、このひどい怪我が癒えない限りは飛び立てない。出血がおびただしいため、治療行為を受けるまでは、毎ラウンド20%の確率で死亡する。毎ラウンド、クリーチャーのターン開始時に判定すること。以後、このクリーチャーへのクリティカル•ヒットには、サドン•デス方式が適用される。
  7. 翼は血まみれの残駭と化し、クリーチャーは無防備状態と化す。#6の影響が課される他、戦闘に生き残ったなら【頑健力】テストを行わねばならず、失敗したなら飛行能力を永続的に失う。
  8. 翼が千切れてバラバラになり、クリーチャーは無防備状態と化す。#6の影響が課される他、クリーチャーは生き延びたとしても、飛行能力を永続的に失う。
  9. 大動脈が切断された。コンマ数秒のうちに、クリーチャーは血を噴き上げてくずおれる。ショックと出血多量による死が、ほとんど瞬時に訪れる。
  10. 死亡する。いかに盛大に出血し、どのような死に様を見せたのかは、プレイヤーやGMが望むのなら、説明してくれてもよい。

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コメント

  1. […] 、うごめく蛆虫の塊になっ て消えてしまう。次の表をロールして、どの部位がなく なった かを決定すること。四肢や手足の喪失の影響(クリティカルヒット「永続的影響」)を参照する。 […]

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