ウォーハンマーFRP ティーンチの呪い

ティーンチの呪い
秘術魔術において術者が発動ロールで同じ目を2個、3個ないしは4個出した場合に、ティーンチの呪いが発現する。ロールするダイスの数が増えるほどティーンチの呪いはより甚大なものとなる。ダイス2個の出目が同じだったなら「混沌の小発現】の表と対照する。同じく3個の出目が同じ場合は「混沌の大発現」の表と対照。4個の出目が同一なら「混沌の破滅的発現」を対象とする。4d10を振り2組のゾロ目を出した場合は「混沌の小発現」を2回対照としてパーセントタイルを行う。混沌の発現があったとしても発動値以上の数値が出れば、呪文は発動される。

混沌ダイス
混沌の力が強く影響する場所(混沌の荒れ野、ワープストーンの近く 等)において、GMは呪文の発動ロールに1個(最大で4個)のダミーダイスを振らせる。
このダミーダイスの目は発動値には影響しないが、ティーンチの呪いの判定にのみ使用する。
もし似非魔術師なら、通常課されるダミーダイス1個にさらに追加されることになる。

【混沌の小発現】

D100 結果
01~04 魔女の仕業:君から10ヤード以内では、食べ物がすべて腐る。
05~08 不器用な手:君が手に持っているものが1d10ヤードランダム方向に飛ばされる
09~12 断裂:君は鼻血を出し【頑】テスト成功までそれは止まらない。テストは1R1回ずつ行える。
13~16 爪腐れ:手か足の爪が一枚黒くなり、剥がれ落ちる。爪は通常通り伸びる。
17~20  混沌の息:冷たく不自然な風が辺りを吹きすぎる。
21~24 鳥肌が立つ:1d10Rにわたって、君は毛が逆立つ。
25~28  耳垢閉塞:耳垢で君の耳は完全に塞がってしまう。〈負傷治療〉による耳掃除を成功させるまで、聴覚に関わるテストで-10%のペナルティ。
29~32  奇怪な光:君は1d10Rにわたって不気味な光を発光する。
33~36  冷や汗:君から10ヤード以内の全員が1d10ラウンド間、冷や汗を流す。
37~40  神経休眠:君のすべての筋肉が1d10ラウンド間うずく。この間は全てのテストに-5%のペナルティ。
41~44  不自然なオーラ:君から10ヤード以内にいる動物が怯えだす。〈調教〉に成功しない限り動物たちは場面から逃走する。
45~48  乳白色の目:1d10ラウンド間、君の瞳は乳白色の膜で覆われる。この間、視覚に関する全てのテストに-10%のペナルティ。
49~52  植物殺し:君から10ヤード以内の植物は枯れてしまう。
53~56  幽霊にとりつかれる:君の呪文の有効期間にわたって、幽霊めいた声が辺りを満たす。
57~60  手の硬直:君の片手が変な格好で固まる。痛みは無いが、1d10分間の間、手の自由が利かない。
61~64  エーテルの衝撃:魔法エネルギーが体内を駆け巡り無【耐】に1点ダメージ。【頑+】や鎧は無効。
65~68  這い回る昆虫の群れ:1d10ラウンドにわたり、君の周りを無数の昆虫が埋め尽くし、這い回ったりぶんぶん飛んだりしている。昆虫に害はない。
69~72  精神遮断:君は魔力点を詰め込みすぎたために、1d10分間にわたり、【魔】-1点。
73~76  魔風交信の焼きつき:身体の中で魔風との交信が焼きつくため、1d10分間にわたり、発動ロールに1点のペナルティ。
77~80  腸の反乱:君の腸が制御不能な状態で動きまわり、君のスボンと誇りを汚す。
81~84 由々しき侮辱:君は周りの人に向かって酷い侮辱の言葉を叫ぶ。GMは侮辱の言葉がぬるいようならやり直しさせることができる。
85~88 液体変化:君が身に付けている全ての液体(呪文の具材も)は、全て塩水へと化す。
89~90 親族への迷惑:このロールをもう一度行い、君の一番身近な親族にその結果が降り注ぐ。親族はどんなに遠くにいてもこの結果を被る。
91~92 混沌の蓄積:この表を2回ロールし、1つ目はすぐに効果がでる。2つ目の結果はGMが蓄積しておき、次回ティーンチの呪いを受ける時に追加する。
93~97 奇行:GMはこの表からいずれかの結果を選ぶか、同程度の小規模な影響を考えだす。
98~00 不運!:事態は想像を超えていた!この表ではなく「混沌の大発現」表を振りなおすこと。


【混沌の大発現】

D100 結果
01~04 魔女の目:君の瞳は真紅に変わる。翌日の夜明けには元に戻る。
05~08 沈黙:君は1d10Rにわたって声を失う。
09~12 禿頭(とくとう):君の全ての毛が抜け落ちる
13~16 黒い爪:君の手足の爪が全て黒くなり、剥がれ落ちる。爪は通常通り伸びる。
17~20 破壊:君は1d10ラウンドの間、焼け付くような痛みに襲われるため、全てのテストに-10%のペナルティ。
21~24 魔風交信の大火災:身体の中の魔風との交信が炎上した。1d10時間にわたり呪文発動の際のダイスの数を1つ減らす。
25~28 過負荷:君は魔法のエネルギーに圧倒され、1Rの間気絶する。
29~32 ぬいぐるみ人形:君はぬいぐるみのようにランダム方向に1d10ヤード飛ばされ、地面に叩きつけられる(ダメージ値2)の衝撃。
33~36 着火!:君の服が炎に包まれる。炎によるダメージ適用。
37~40 天然磁石:君が身に付けている全ての鉄は永久に磁力をもつ。
41~44 四肢が凍りつく:君の一本の腕か脚が1d10時間にわたり、痛みは無いが奇妙な形のまま動かなくなる。
45~48 舌が捻れる:1d10分間、喋る言葉はちんぷんかんぷんで、この間呪文を唱えられない。
49~52 混沌めいた風:混沌の風が君の持つ全ての呪文用の具材を吹き抜けて、具材を汚染する。この具材を使用する呪文発動には「混沌ダイス」を1つ追加しなくてはならない。
53~56 臆病な使い魔:1体のディーモンインプがエーテル界から出現し、次のラウンドに君を攻撃する。
57~60 混沌の予見:君は混沌の領域を垣間見てしまい【狂】を1点獲得する。以降いつでも経験点200点を費やすことで《暗黒の魔法体系:混沌》の異能を獲得できる。
61~64 結び目ほどき:君が身に付けている全ての結び目がほどける。ベルトがほどけ、財布から中身が出て、靴が緩むなど。
65~68 吐き気:凄まじい吐き気は制御できず君の胃の中以上の物がとめどなく噴出する。1d10ラウンド間、何もできない。
69~72 エーテルの攻撃:魔法エネルギーが身体中を駆け抜け、1d10のダメージを負う。【頑+】や鎧は無効。
73~76 衰弱:混沌のエネルギーが君の体格を歪めてしまう。1d10分間にわたって【頑】が10%低下する。
77~80 精神麻痺:君は魔力をつぎ込み過ぎ、今後24時間【魔】が1点低下する。
81~84 ディーモンの虜:君は1分間にわたりディーモンにとりつかれる。この間GMが君のアクションを全て管理する。君はこの間なにをしたのか一切覚えていない。
85~88 親族への悪影響:このロールをもう一度行い、君の一番身近な親族にその結果が降り注ぐ。親族はどんなに遠くにいてもこの結果を被る。
89~90 混沌の嵐:君の1d10ヤード以内の全ての人間型生き物に「混沌の小発現」の影響を巻き起こす。
91~92 混沌の貯蓄:この表を2回ロールし、1つ目はすぐに効果がでる。2つ目の結果はGMが蓄積しておき、次回ティーンチの呪いを受ける時に追加する。
93~97 ひねくれた喜び:GMはこの表からいずれかの結果を選ぶか、同程度の大規模な影響を考えだす。
98~00 運命のいたずら:「混沌の破滅的発現」でロールを行う。


【混沌の破滅的発現】

D100 結果
01~05 暴れ魔法:君は制御を失った。30ヤード以内の全員が君を含め、【耐】に1点ダメージ。【頑+】や鎧は無効。
06~10 たじろがせる一瞥:混沌エネルギーが君の体格を大きく歪め、1d10分間にわたり【頑】が20%低下する。
11~15 精神崩壊:君の意志は破壊され、1d10時間にわたり、【志】-20%ペナルティ。
16~20 呆然:君の精神は退行する。1d10時間にわたり、【知】-20%のペナルティ。
21~24 ティーンチの鞭打ち:混沌パワーに圧倒され、君は1d10分間気絶する。
25~28 エーテルの襲撃:魔力の風が君を襲う。ランダムな部位にクリティカルヒットを被る。1d10をロールし、クリティカル値を決定する。
29~32 激昂沸騰:君の10ヤード以内にいる全ての者は君に対して激しい怒りを感じる。たとえ味方でもこの怒りは抑えきれず、君を攻撃する。1d10ラウンド後に皆、我に返る。
33~36 白子の苦悩:混沌がかき乱したせいで、君の肌と髪は純白になる。
37~40 異端の光景:ディーモンプリンスが君に混沌の光景を見せつける。君は1d10点の【狂】を獲得する。これ以降ならいつでも経験点100点を費やして《暗黒の魔法体系:混沌》の異能を習得できる。
41~44 魂を食われる:魔法を使う能力が君から抜け出る。君の【魔】は0になり、以降24時間に1点ずつ回復しいずれは元に戻る。
45~48 血液沸騰:僅かな間だが、君の血管の中で血液が沸騰する。2d10点のダメージを受ける。体内からのダメージのため【頑+】は有効だが、鎧は意味をなさない。
49~52 招かざる仲間:君の【魔】と同数のレッサーディーモンが現れ、君を攻撃する。君の12ヤード以内の場所に出現する。
53~54 混沌の従者:1d10体のディーモン・インプが出現し、1d10ラウンド間、君の命令に従う。
55~65 ディーモンの契約:大きさ2インチの混沌のルーン文字1つが君の身体のどこかへ燃えながら食い込むため、1d10点のダメージを被る。【頑+】や鎧は無効。これによるダメージが13点まで溜まるとルーン文字は契約文となり、君の魂はいずれかの殲滅勢力(ルイナスパワー)の元へと運ばれる(GMの裁量で決定)。
66~68 空気遮断:君は突然窒息し、1d10ラウンド間息が出来ない。窒息ルールを適用してそれでも生きていればやっと一呼吸できるようになる。
69~71 血族終結:混沌の感染で君は無精子症か不妊症になる。
72~74 まぶた癒着:混沌の風の影響で君は目が開けられず、まぶたが癒着してしまう。魔法か手術で治療するまで目を開けることができない。
75~77 痙攣性発作:純度の高い混沌が体内を駆け巡ったために、激しい痙攣により君は舌を噛み千切ってしまう。何らかの治療が施されるまでは物事を把握することが困難になり、呪文の発動ロール値が今後-5される。
78~80 四肢縮み:ランダムに決定された四肢の一本が縮んで永久に使えなくなる。
84~86 虚空に召喚される:君は混沌の領域に吸い込まれ、永久に行方不明になる。【運】に残りがないのなら、新しいキャラクターを用意しよう。
87~89 親族への苦悩:このロールをもう一度行い、君の一番身近な親族にその結果が降り注ぐ。親族はどんなに遠くにいてもこの結果を被る。
90~92 混沌の渦:君の1d10ヤード以内の全ての人間型生き物に「混沌の大発現」の影響を巻き起こす。
93~95 混沌の貯蔵:この表を2回ロールし、1つ目はすぐに効果がでる。2つ目の結果はGMが蓄積しておき、次回ティーンチの呪いを受ける時に追加する。
96~00 暗黒の魔術のひらめき:GMはこの表からいずれかの結果を選ぶか、同程度の破滅的な影響を考えだす。

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コメント

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