呪文の発動
【魔】に等しい個数のd10をロールし、ダイスの出目を合計した値が呪文の発動値以上であるなら呪文発動は成功となる。
望むなら【魔】の値よりも少ない数のダイスをロールすることも可能。
呪文アクションは延長アクションとなることも多く、完了するまで数ラウンドに渡って呪文発動を続ける場合もある。その際、途中で発動を取りやめることはできるが、それ以前に行ったアクションが無駄になってしまう。
魔風交信と具材
呪文発動の成功率を増やす方法は2つある。
1つは発動の直前に〈魔風交信〉を行う方法だ。
半アクションで〈魔風交信〉テストを行い成功した場合は【魔】と同数のボーナスを発動ロールに適用できる。
ただし、次の行動は呪文発動でなければならない。
もう1つは特殊な具材を使う方法だ。
魔法毎に決まった正しい具材を持っているなら、具材により1～3のボーナスが得られる。
「1つの具材は1回の発動にのみ有効」であるため、発動ロールをする前に具材を使うかどうかを決定すること。
自動的失敗
呪文の発動値や魔力の風の強弱に関わらず、発動ロールで振ったd10の出目が全て1だった場合、呪文発動は失敗する。くわえて【志】テストを行い失敗すれば【狂】を1点獲得する。
これは制御し損ねた魔法のエネルギーが術者の心に焼きつくためで、【魔】の低い魔術師ほど危険にさらされる。
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