ウォーハンマーFRP　道具類

オールドワールドで仕事などに使われる一般的な道具だ。

開錠道具
小さい袋の中にやすり、ドライバー、ワイヤーが入っている。
〈開錠〉テストを行うには開錠道具を持っている必要がある。
最高の精巧度の開錠道具は〈開錠〉テストに+5%のボーナスを与える。

金床
鍛冶屋の商売道具。
ブロック状の重い金属で、金属製品を成型するのに用いる。
当然ではあるが、商売道具(鍛冶屋)の道具の中には含まれていない。

貨幣の鋳型
貨幣の鋳型が売っているとすれば闇市場しかないはずである。
しかもそれが、当局から流れてきた本物である保証はどこにもない。

鎌
小麦などを刈り取る農業用の道具だ。
死神の商売道具でもある。
両手用の間に合わせの武器として、蜂起した農民がよく使用する。

漁網
漁師が魚を獲るために使う。
漁師の商売道具でもある。
戦闘で使用する際はネットと同様に扱う。

金属の延べ棒
リストの価格は一般的な精巧度の鉄の延べ棒の価格だ。
純度は精巧度に依存し、金属の質(銀や銅など)が上がると価格も上がる。
間に合わせの武器としても使用できる。

釘
この小さなスパイクは鉄の小さな破片や楔だ。
同じ楔でも木製の楔よりも小さい。
棍棒に複数本突き刺すだけで威圧的なデザインにできるし、喇叭銃の弾としてガチャガチャ詰め込める。

楔(木製)
荷馬車の車輪止めや扉が勝手に閉まらないように固定するのに使える。

鎖(1ヤード)
金属の輪を繋ぎ合わせたもので、強度は素材や精巧度に依存する。
1ヤードの鎖は間に合わせの武器として使用できる。

鍬(くわ)
土を掘り起こしたり、雑草を除去したりと農作業で使う。
蜂起した農民が間に合わせの武器にすることもある。

工房
工房は店で買うのではなく、建築することになる。
鍛冶屋の工房であれば、家事屋が金属製品を作るのに必要な道具や設備がすべて揃っている。
さらに、工房は精巧度があり、技能テストにボーナスを付与できる。
良質な工房は+5%、最高の工房は+10%、粗悪な工房は-10%だ。

シャベル
土を掘るシャベルだ。
農民や墓荒らしの商売道具だ。
間に合わせの武器として使用できる。

狩猟用罠(小型、大型)
圧力感知板を踏み抜くとギザギザの顎形がガチンと閉じる。
小型の物は狼かそれより小さい獲物を捕まえられる。
大型の物は熊かそれよりも小さい獲物を捕まえられる。
オールドワールド全域の罠猟師が使用しているため、街には片足を失った者も少なくない。

商売道具(各種)
職業によって商売道具は様々だ。
技工(火箸、鋸、ハンマー、釘)
航海士(六分儀、地図、後悔図)
薬師(乳鉢と乳棒、小さなナイフ、容器類)
上記のような感じで、GMは価格と荷重点を考慮しながら少しお得になるように「その他の商売道具」をPLと話あうのも面白い。

犂(すき)
重たい鉄製の楔だ。
馬や牛に引かせて土を掘り起こす。

砂時計
一般的な精度の砂時計は4時間まで計ることができる。
良質な砂時計なら8時間、最高の砂時計なら16時間まで計測できる。
ただし、粗悪な砂時計は4時間の計測にばらつきが出る。

スパイク
登攀したり扉に打ち付けたり、吸血鬼の胸に打ち込んだりする。
木製のスパイクは杭のことで、1本5Pで売られている。

千枚通し
取っ手のついた小さい釘だ。
革細工などに使わせれる。
間に合わせの武器としても使用できる。

算盤(そろばん)
フレームにセットされた棒に球、ビーズ、金属製の円盤などが通されていて、計算に使用する。
精巧度は算盤の球が何でできているのかに反映する。
キャセイの商人から伝わった算盤だが、今ではオールドワールドの商人たちも愛用している。

大ハンマー
柄の長く、金属製の頭がついている。
両手用の間に合わせの武器として使用できる。

地図
地図の正確さは精巧度に依存する。
地図製作においてエルフは比類なき才能を発揮する。

釣り針と釣り糸
3ヤードの細い紐の先にJ字型の鋭い鉤がついている。

鶴嘴(つるはし)採掘用
鶴嘴の片側は金属製のスパイクになっており、もう片側は金属製の楔になっている。
間に合わせの武器として使用できる。

鶴嘴(つるはし)登攀用
小さい鶴嘴で、登攀用に崖などに引っ掛けて登攀の補助をする。
間に合わせの武器にもなる。

手押し車
農民や墓堀にとって有用なアイテム。
車輪のついたフレームに平坦な板を乗せたもの。
精巧度はできの良さや運搬容量に反映する。

手枷
重い鉄の塊で、対象の手首にはめる。
サイズ調整できないため、一般的な人間サイズより大きいクリーチャーには手首にははまらないし、小さい生き物には緩すぎて機能しないかもしれない。
1組の手枷には1本の鍵が付いている。
精巧度が上がるほど壊して脱出することが困難になる。

天秤
薬の量を量ったり、重さによって価値が変わるものを量る際に使用する。
その正確さは精巧度に依存する。

砥石
刃物を研ぐのに使用する。
歴戦の剣術士は砥石のひとつ位は常備したいものだ。

導火線
燃焼時間10秒単位で販売されている。
柔らかい繊維でできた細い紐で、爆弾や焼夷弾に着火する際に使用する。
粗悪な精巧度の導火線は50%の確率で火が立ち消える。

膠(にかわ)
動物の踵と腱から作る粘着材だ。
ナルンでしか入手できないマークレスのスーパー接着剤は20ポンドまでの重量を支えられる。

肉屋の道具
肉切り包丁、小さいナイフ、ハンマー、骨を切る鋸がセットになっている。
肉を捌くのに使用する。
長旅の際、パーティーにひとつこれがあるか無いかで夕食のバリエーションが格段に違ってくる。

乳鉢と乳棒
一般的な物は木製で、少量の粉を挽いたり、ペーストを作ったりできる。
精巧度によって、石や大理石に素材が変わる。

鋸(のこぎり)
木材を切断する道具。
大きなものでは、樹木を切り倒すための2人引きの鋸もある。
間に合わせの武器として使用はできないが、拘束者の四肢を切り離すことには使える。

鑿(のみ)木工セット
木工に役立つこのセットには、鑿、鋭いナイフ、千枚通し、紙やすりが入っている。

バール
短い金属製の棒で片側がL字に曲げられていて、もう片方が先細になっている。
扉や櫃など施錠されたものをこじ開けるのに使う。
その際は【筋】テストに+5%のボーナスを得る。
バールは間に合わせの武器としても使える。

針、裁縫用
裁縫の際に糸を通すための穴が開いた、金属の小さな針だ。
喇叭銃の弾としても使える。

ハンマー
殴打道具で、様々な職業で使用される。
間に合わせの武器にもなる。

紐1巻き
1巻きは約20ヤードだ。
精巧度は引っ張り強度に関わる。

ふいご
火に空気を送り込む道具だ。
焚き火の際に重宝するし、かまどや暖炉の付近にも置いている場合が多い。

変装キット
小さい箱の中に化粧品、染料、つけヒゲ、つけ鼻などが入っている。
良質か最高の精巧度の変装キットは〈変装〉テストに+5%のボーナスが付与される。

望遠鏡
物体や場所を通常の5倍のサイズで見ることができる。
レンズを使い、入念に作られているので、価格が高いが、戦場では戦況を知るために仕官が持っている場合が多い。
精巧度が良質なら10倍、最高なら15倍の倍率で見れる。
天文学者は遥か遠い星空を見るために最高の精巧度の望遠鏡を持っている。
粗悪な精巧度の望遠鏡は存在しない。

干し草用の熊手
干草を投げるのに使用する。
大抵の農家の納屋にはこれがある。
そして蜂起した農民は間に合わせの武器として大抵これを持っている。

蜜蝋(封印用)
炎にかざすと融ける。
手紙、巻物、容器などに封印をしたり、家紋や個人のシンボルを押印したりする。

虫眼鏡
レンズにフレームと取っ手がついていて、物を3倍の大きさで見れる。
粗悪なものは2倍、良質は4倍、最高は5倍の拡大率。

焼きごて
家畜に所有者の印をつけるために用いる。
鉄の棒の先に家紋やシンボルなどがついている。
焼きごては間に合わせの武器として使えるが、加熱した焼きごては最初の1Rだけ通常のダメージに加えて火のダメージとして1点の追加ダメージを与えることができる。

やすりセット
油を含ませた革袋の中に粗い目から細かい目まで数種類のやすりが収められている。
手枷、棒、錠前を切断することに使用できるが、1インチの金属を削るのに10分かかり、1インチの木であれば1分かかる。

弓鋸
小さい鋸だが、細かい歯がついている。
1インチの金属を5分で、1インチの木材を5Rで、1インチの骨を3Rで切断できる。
精巧度が一段階増すごとに金属なら1分、骨・木材なら1R時間が短縮できる。

呼び子
小さな木製の笛で、どの動物を呼ぶかで形が異なる。
粗悪な精巧度の呼び子は50%の確率で〈野外生存術〉のテストを1段階容易にできる。
通常の呼び子は75%の確率で、良質の呼び子は必ず1段階容易にする。
最高の呼び子は2段階容易にしてくれる。

蝋燭(時計用)
時間を計るのに用いる一般的な道具。
経過時間を計るために印が付けられている。
1本は約4時間燃える。
どの程度正確かは精巧度に依存する。

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