PCはさまざまな場面で、行為の成功・失敗を決定するためテストを行なう。
テストの基本的な流れ
君は自分のPCの行なう行為をGMにロールプレイなど織り交ぜながら説明し、GMは判定に使用する〈技能〉や【能力値】に難易度を加えて判定内容を決定する。
PCの持つ〈技能〉に《異能》修正を加えたり、【能力値】に修正をつけて、君は1d100でGMに指定された能力値以下の数値を出せばテストは成功となる。
成功度合
テストに使用した【能力値】等の基準値と1d100の結果の値を比べる。
基準値から10%下回るごとに1段階の成功を得る。
逆に10%上回るごとに1段階の失敗もある。
対抗技能テスト
〈姿隠し〉対〈捜索〉など相対する技能を両者が使用する場合、対抗技能テストが適用される。
一方がテストに成功し、一方がテストに失敗すれば結果は明白だが、両者が成功した場合はより成功度合の大きかった方が勝利する。
両者が失敗した場合、GMの裁量で”引き分け”(どちらも優位に立てず、次のラウンドに再テスト)か”再テスト”(どちらかが勝つまで再ロールを続ける)を決定し、勝敗をつける。
能力値テスト
技能の範疇に収まらない行為に対しては、GMがその行為がどの能力値に関連があるか判断し、テストに使用する能力値を決定する。
テストの方法は技能テストと同様に行われる。
テストの難易度
GMはPCにテストをするための〈技能〉や【能力値】をPCに伝える際、同時に難易度を決めて、PCにテストの基準値を明確にする。
例えば、「状況を考えると「手強い」〈察知〉テストなので、【知力】で判定して。〈察知〉技能が無い場合、〈察知〉は基本技能なので【能力値】の半分でチャレンジできるよ」というように。
難易度 | 修正値 |
超容易 | +30% |
容易 | +20% |
比較的容易 | +10% |
平均的(普通) | ±0(修正なし) |
手強い | -10% |
困難 | -20% |
超困難 | -30% |
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