ミノタウロス:Minotaur

雄牛型の巨大な頭部をもつこの怪物は、ビーストマンの派生種だと考えられている。
身長は人間の2倍にも及び、筋肉の盛り上がり方にいたっては比較にもならないが、体つきに関しては、特大で醜怪な頭部さえ除外したなら、ほぼ人間と同様だ。
左右の側頭部から生えた角は長さ4フィ一卜から6フィートにも及び、先端は鋭く尖っている。
筋力に優れた種ではあるが、知性に関しては人間はもとより、ビーストマンにすら及ばない。
ミノタウロスは概して、純重で頭脳の働きが悪いと考えられているが、いざ戦いとなり怒りに燃え上がったなら、猛烈な殺戮兵器へと一変する。
他ならぬ血のにおいを嗅ぐと奴らはいたく狂乱し、敵の四肢をもぎ、内臓を引きずり出してはそこかしこに血をぶちまける。
ミノタウロスは血糊をむさぼるように啜り、狂気をさらに掻き立てると、敵に突進してさらなる首級を上げようとするのだ。
ミノタウロスは混沌の墳墓をねぐらに選び、番人の役を務めている。
そのため、人間の集落や道路からは遠く離れた森の最奥の暗かりに生息することが多い。暗黒神の聖堂は、ミノタウロスが拾ってきて積み上げた頭蓋骨や武器、鎧の欠片などが山をなしていることから、すぐにそれと判る。
ミノタウロスは、その類まれな力と、神々から目を掛けられているらしいことから、ビーストマンたちの尊敬を集めている。
ミノタウロスのうち、「暴れ者」へと進んだ者は、ブラッドキンと呼ばれる。

主要プロフィール
武技 射技
42% 25% 48% 46% 38% 18% 24% 16%
副次プロフィール
筋+ 頑+
2 26 4 4 6 0 0 0

技能:〈足跡追跡〉、〈威圧〉+ 20%、〈言語:暗黒語〉、〈察知〉、〈野外生存術〉

異能:《強打》、《恐怖誘発》、《重傷打撃》、《特殊武器:両手用》、《敏感》

特別ル一ル:
• 混沌変異:動物めいた両脚、野獣めいた外見、左右の大角。
追加の変異が生じる可能性が50%ある。
発生したなら、D1000混沌変異表でロールを行なって1種類の変異を創造し、データを適宜修正すること。
• 血への渇望:ミノタウロスには、殺した敵を喰らうおぞましい習慣があり、時には戦闘が終わりもしないうちにそれを行なう。
ミノタウロスが敵を殺傷して、他のどの敵とも接近戦闘中でない場合、「比較的容易」(+10%)な【意志力】テストを行ない失敗した場合、周囲の状況に構いもせずに犠牲者の四肢をもぎ、内蔵を引っ張り出して殺した敵をむさぼり喰らう。
以降毎ラウンド、自身のターン開始時にテストに成功するまで続けられる。
ミノタウロスが接近戦闘で攻撃を受けたなら、直ちに「血への渇望」状態から脱して、目の前の敵を新たな犠牲者にするために殺戮マシーンへと帰する。

鎧:軽装鎧(レザー•ジャック)
アーマー•ポイン卜:頭部0、両腕1、胴体1、両脚0
武器:片手用武器、片手用武器/大型武器、角(ダメージ値【筋+】)

 

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コメント

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