センティゴール:Centigor

ビーストマンのうち、混沌変異の作用にさらされたためか、四足獣の下半身を持つものをセンティゴールと称する。
腰から下は馬や雄牛なのが通例だが、他の獣のものということもある。
肢が追加されたことで途方もない筋力や駿足がそなわったが、それでいながら、武器を振るって敵を両断することもできるのだ。
ただし、膂力にはすぐれているが、敏捷とは言いがたく、また、道具を正確に使いこなすための能力も辛抱強さも欠けている。
そればかりか、他のクリーチャーへの憎悪にも駆られており、自分たちは一種の異形なのだと引け目を感じているためか、心や身体の均整がとれたクリーチャーをねたましく思っている。
そうした憎悪が、何をしでかすか予測のしがたい点や、憤怒、冷酷な嫌悪感ともあいまって、センティゴールを危険極まりない存在にしている。
とりわけ、人間に対しては。
センティゴールの姿が見かけられるのは、おもにエンパイアの北や東の国境付近で、国土を覆う森林が尽きて北方の平原がはじまるあたりである。
とはいえ、やつらはさすらいの徒であるから、どこにいたとしてもおかしくはなく、現にウイッセンランドほどの南方の地で目撃されたこともあり、しばしばビーストマンの「いくさ群れ」に参加する。
センティゴールは悪名高い飲んだくればかりで、しこたま酔ってから戦闘に臨むのが常だ。
センティゴールのうち、「暴れ者」へとクラスチェンジした者は、ゴアフーフと呼ばれる。

主要プロフィール
武技 射技
43% 31% 44% 45% 24% 24% 30% 25%
副次プロフィール
筋+ 頑+
2 14 4 4 8 0 0 0

技能:〈足跡追跡〉+10%、〈威圧〉、〈大酒飲み〉、〈言語:暗黒語〉、〈察知〉、〈尾行〉、〈野外生存術〉

異能:《威圧感》、《特殊武器:騎兵用》、《特殊武器:投娜》、《肉体武器》、《敏感》

特別ルール:
• 胴鎧:センティゴールは、胴には鎧をつけているが、腰から下にはつけていない。
そこで、上級鎧ルールを適用する場合、胴体に命中を受けた際には50%の確率で鎧の効果が受けられない(拡張命中部位表を使ってもよい)。
センティゴールは、脚に鎧を着用することはできない。
• 混沌変異:野獣めいた外見、左右の角。追加の突然変異を生じる可能性が50%ある。
発生したなら、D1000混沌変異表でロールを行なって1種類の変異を創造し、データを適宜修正すること。

鎧:軽装鎧(レザー•ジャック)
アーマー•ポイント:頭部0、両腕1、胴体1、両脚0
武器:軽ランス/片手用武器、盾/スローイング•アックス× 2、蹄・角(ダメージ値【筋+】-1)

 

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コメント

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