スペクターは、誓いを破られたか、呪いをかけられたかによって、定命の世界に封じ込められたスピリットである。
スペクターのなかには、少数ではあるが、生者と共同戦線を張る者もあるが、今のひどい状態から脱して、いずれは自由の身になれることを期待してのことなのだ。
しかし、大多数のスペクターは、長年続いた苦痛にさいなまれる暮らしと、自ら招いた災難だと気づいてしまったことにより、正気を失うか、悪に走るか、その両方となっている。
彼らは混じり気のない悪意から生者を攻撃し、壁やその他の物体の反対側から手をのばして、手につかまえた相手が誰であれ、ゆっくりと麻痺させて殺すのだ。
主要プロフィール | |||||||
武技 | 射技 | 筋 | 頑 | 敏 | 知 | 志 | 協 |
42% | 0% | 40% | 43% | 42% | 18% | 18% | 30% |
副次プロフィール | |||||||
攻 | 耐 | 筋+ | 頑+ | 移 | 魔 | 狂 | 運 |
2 | 20 | 4 | 4 | 6 | 0 | 0 | 0 |
技能:〈言語〉(どれか1つ)、〈察知〉+20%、〈姿隠し〉+20%
異能:《アンデッド》、《エーテル状態》、《恐怖誘発》
特別ルール:
• ヒヤリとする手:ほとんどのスピリットとは異なり、スぺクターは手をふれただけで相手を傷つけることができる。
これはダメージ値4の攻撃であり、あらゆるアーマー・ポイントを無視できる。
この攻撃は「回避」はできるが、「受け流し」はできない。
くわえて、スペクターによる攻撃が命中した場合、相手は【意志力】テストを行ない、成功しない限り、1ラウンドの間、麻痺することで「無防備状態」になる。
この効果は、スぺクターによる接触が実際に【耐久力】を失わせたかに関わりなく適用さ
れる。
スペクターは、この能力を使おうとするラウンドには、可視状態にならねばならない。
• 不可視状態:スペクターは、フリー・アクションで姿を見えなくすることができる。
不可視状態にある間、スペクターは射撃系呪文を含むいかなる遠隔攻撃の目標にもならない。
また、エーテル状態で物音も発しないために、接近戦攻撃の目標になることもない。
• 戦慄すべき仕草:可視状態のスペクターは、血の気の引くような姿に変わることができる。
スペクターはまばゆい後光に包まれ、狂ったように甲高く鳴き続けては、悪意を放射するのだ。
この光景を目にした者は、ただちに「恐慌」のテストを行なわねばならない。
鎧:なし
アーマー•ポイント:頭部0、両腕0、胴体0、両脚0
武器:なし
※《エーテル状態》異能により、魔法の武器か呪文が使えない場合はダメージを与えることができない。
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