陽も射さぬ森の暗がりには、混沌の変成作用によって捻じ曲がった猟犬が出没する。
6頭から12頭で群れをなして狩りをするこの猟犬は、ビーストマンの野営地のまわりをうろつくのが常で、残飯をくすねたり、時にはブレイを餌食にしたりする。
不思議なことに、このクリーチャーは忠誠心が高く新鮮な肉にありつけることを期待して”いくさ群れ”に身を投じる。
ビーストマンの中には、仔犬の時からウォーハウンドを育てて、より獰猛な戦闘獣にしたてあげようとする者もいる。
戦闘の何週間も前から、ウォーハウンドはさらに凶暴なものとなすために、閉じこめられ、飢えるにまかされる。
解き放たれたウォーハウンドは、狂ったかのように獰猛な殺戮者と化すのだ。
ケイオス•ウォーハウンドは歯を剥いて唸る野獣で、猟犬の名残りはかすかにしか認められず、灰色の毛皮をもち、背骨から棘がいくつも生えている。
外見は凶暴で醜怪であり、狼の頭部にディーモンめいた特徴が加味された顔をしている。多くのウォーハウンドが、角や牙や棘といった混沌変異を発症している。
主要プロフィール | |||||||
武技 | 射技 | 筋 | 頑 | 敏 | 知 | 志 | 協 |
44% | 0% | 34% | 38% | 47% | 18% | 34% | 5% |
副次プロフィール | |||||||
攻 | 耐 | 筋+ | 頑+ | 移 | 魔 | 狂 | 運 |
1 | 12 | 3 | 3 | 7 | 0 | 0 | 0 |
技能:〈足跡追跡〉+10%、〈察知〉+10%、〈忍び歩き〉、〈水泳〉
異能:《狂乱》、(険相》、《肉体武器》、《敏感》
特別ル一ル:
• 混沌変異(Chaos Mutations) :「残忍性」。
さらに25%の確率で「針山」を追加で発症する。
・森の獣の静けさ(Silent as the Beasts of the Woods):ケイオス・ウォーハウンドは、生まれつき忍び寄ることに長けており、ほとんどのものが狩りや追跡に熟達している。
そのため、〈忍び歩き〉のテストに+20%の、〈姿隠し〉のテス卜に+10%のボーナスを得る。
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