ハーピー：Harpy

ハーピーは稀少な有翼捕食者で、オールド・ワールドではほとんど知られていない。
“底冷えの国”の山地や崖に、それも獲物に事欠かない海の近くに決まって営巣するのだ。翼は、コウモリに似て革状だが、黒い羽毛が生じることも少なくない。
下半身には、鱗に覆われた烏の脚がのびて、ぎざぎざの鉤爪へいたる。
ただし胴体は曲者だ。
おそらくそれが、ハーピーについて噂が尽きない原因なのだろう。
彼らの上半身は、なまめかしい女のもので、野性的で凄みのある美しさをたたえているのだ。
そうした外見が、学者の間で論争の的となっており、ただの野獣に過ぎないと断言する者も、いや混沌の接触を受けた存在なのだと主張する者もいる。
ハーピーの常套手段は、集団で奇襲をかけることだ。
翼をもつことの利点をうまく生かして、地上に縛られた敵をー撃離脱戦法で攻撃するのだ。その後はただちに高所へと上昇して、かりに負傷していてもすぐには追いつかれないようにするのだ。

技能：〈言語：暗黒語〉、〈察知〉、〈打:撃回避〉
異能：《強打》、《肉体武器》、《飛行者》、《敏感》、《夜目》
鎧：なし
アーマー・ポイント：頭部0、両腕0、胴体0、両脚0
武器：爪

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@warhammer_frp