ストリゴイ・ヴァンパイア:Strigoi Vampire

ストリゴイは、生者からもアンデッドからも嫌われた惨めなクリーチャーだ。
かつては“仮面の君主”ウショーランの誇り高き眷属だった彼らも、王国がオークに攻め滅ぼされたことで零落した。
今では、人間の血が啜りたくても、魔狩人や他のヴァンパイアに気づかれるのが怖くてできずにいる。
ゆえに彼らは墓場に潜み、埋められて間もない屍骸の冷たい血で生きながらえている。
ストリゴイは背中の曲がった怪物で、人間らしさは微塵ももたない。
腐肉喰らいのグールの一団が、孤独な彼らに惹かれ、ストリゴイを囲んで奇怪な宮廷をなすことも多々ある。

主要プロフィール
武技 射技
63% 31% 67% 66% 65% 39% 67% 17%
副次プロフィール
筋+ 頑+
2 24 6 6 6 1 0 0

技能:〈言語〉(どれか2つ)、〈拷間〉、〈察知〉10%、〈指揮〉、〈忍び歩き〉+10%、〈常識〉(どれか1つ)、〈姿隠し〉+10%、〈捜索〉、〈打撃回避〉、〈尾行〉+10%、〈魔力感知〉

異能:《アンデッド》、《強打》、《恐怖誘発》、《狂乱》、《肉体武器》、《野育ち》、《敏感》、《夜目》

特別ルール:
• バット形態:ストリゴイ•ヴァンパイアは半アクションで、ヴァンパイア•バットに姿を変えられる。
以後、データはヴァンパイア・バットのものを用いるが、【知力】と【耐久力】だけは元のままでよい。
ストリゴイは、いつまででもバット形態でいられ、半アクションで元の姿に戻ることができる。

• 吸血:敵に組みついたヴァンパイアは、牙で血在吸うことを試みられる。
「組みつき」が有効な間にヴァンパイアの攻撃で1点以上の【耐久力】を失った相手は、追加で1d10%の【筋力】をも失う。
遭遇を生き延びたなら、失われた【筋力】は、1時間に1%ずつ回復していく。

• 生来の死霊術師:ヴァンパイアは、スケルトンやゾンビといった下級アンデッドを、あたかも死霊術師であるかのように操作できるのだ。
ヴァンパイアから48ヤード(24マス)を範囲として支配下の下級アンデッドは簡単な命令に従う。
支配下のアンデットは範囲の外へ出ると単なる屍へと還る。
君がヴァンパイアに出くわしたなら、ほぼ例外なく1ダースかそれ以上(ヴァンパイアの【知力】と同等の人数まで)のスケルトン戦士が唯々諾々とヴァンパイアに従っているのだ。
また、ヴァンパイアが死霊術を行なう場合には、暗黒の魔術について回る「副作用」を、受けずにすむ。

• 吸血鬼の災い:ヴァンパイアには、各種の特典がある反面、深刻な弱点もついて回る。
ヴァンパイアは、流れている水を橋以外では渡れない。
ヴァンパイアの姿は、鏡に映らない。
ヴァンパイアは、毎日数パイン卜の血を飲まねばならず、飲めなかったなら、主要プロフイールの各能力値が10%ずつ減少する(再び血を飲めた段階で、減少分は回復する)。
直射日光にさらされたヴァンパイアは、あらゆる能力値が半減され(端数切捨て)、その状態が続く限り1分間に1点ずつ【耐久力】が減少する(【頑健力】ボーナスや鎧は無効)。

鎧:なし
アーマー・ポイント:頭部0、両腕0、胴体0、両脚0
武器:爪、牙

 

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コメント

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