初歩魔術(混沌呪文)

初歩魔術は魔法の最も下位の方式で、素人の学ぶもので、混沌の技を字ぶ妖術師たちの基礎である。
暗黒の魔術のたいていの実施者は、より強力な魔術を試みる前にこれらの呪文を学ぶ。

嫌がらせ:Curse
発動値:6
発動時間:全アクション
具材:儀牲者となるものの指の爪(+1)

術者は、12ヤード(6マス)以内の対象に嫌がらせの呪いをかけることができる。
犠牲者はこの呪文の効果に抵抗するために【意志力】テストができる。
この呪いは迷惑ではあるが、致命的なものではない。
ただし非常に不快なため【協調力】に関連するテストに影響(-10%まででGMによって決定)を与えることになる。
呪いの効果は、いぼ、おでき、髪の色の変化、制御できない腹の膨張、足の悪臭、汚らしい吹き出物などなど(この程度の事象を作ってもよい)である。
呪いの効果は1日持続する。

支配者の祝福:Blessing of the Master
発動値:6
発動時間:半アクション
具材:子供の血液1パイン卜(+1)

術者は、ディーモンの力を呼び起こして自らの力とすることができる。
君の【魔力点】と同数の分数にわたって、君の能力値1つが10%増大する。

泥酔:Befuddle
発動値:4
発動時間:半アクション
具材:黒蓮のつぼみ(+1)

術者は触れることによって、相手に【意志力】テストを行なわせ、失敗したなら1d10ラウンドにわたって夢心地でケラケラ笑わせ続けることができる。
効果期間中は、敵は全ての能力値と技能のテストに-20%のペナルティをこうむる。
「泥酔」は接触呪文である。

燃焼:Bum
発動値:4
発動時間:半アクション
具材:燃え尽きた松明の灰一掴み(+1)

術者は、8ヤード(4マス)以内の望む地面に、指先から火花を飛ばすことができる。
火花自体はまったくダメージを与えることはないが、その場所に可燃性の物品があり、そのまま放置されたならば、その物品は1d10ラウンドの間燃え続けることになる。
この効果でキャラクターが火によるダメージを受けた場合(衣服を燃やされたなど)、戦闘外ダメージの「火」の項目を参照。

吐き気:Spew
発動値:3
発動時間:半アクション
具材:トロールの吐瀉物ほんの少量(+1)

術者は、8ヤード(4マス)以内の対象1体に吐き気をもよおさせることができる。
対象となった相手は【頑健力】テストを行なわねばならず、失敗したなら吐瀉によって社会的体面を失い、1d10ラウンドの間、【協調力】に関する全てのテストに-10%のペナルティをこうむる。

明瞭なる視力:Eyes of Clarity
発動値:6
発動時問:半アクション
具材:絞首刑で3日間吊るされた人間の眼球(+1)

術者の目は不浄な緑の輝きを帯び、《夜目》の異能と同じ効果を得ることができる。
術者が既に《夜目》を修得しているならその有効視界は2倍に延長される。
照明の「照明範囲と持続時間」を参照。
「明瞭なる視力」は、術者の【魔力点】×1時間にわたって持続する。

 

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