戦闘外ダメージ

戦闘外ダメージ

キャラクターがダメージを受けるのは戦闘だけに限ったことではない。
さまざまな経験をする冒険者なら、火が燃え移り、水中で息を止め、崖を踏み外すことは日常茶飯事だろう。

火によるダメージ
キャラクターは火にさらされたなら毎ラウンドダメージを被る。
火によるダメージは1~10ポイントの幅をとる。
GMは火の大きさを考慮してダメージを決めること。
キャラクターが同一の火に2ラウンド以上連続してさらされた場合【敏】テストに失敗すれば服に火が燃え移る。
ひとたび火が燃え移ったなら、1d10のダメージ(鎧や【頑+】は無効)を受け、火が消されるまで毎ラウンド【耐】を失い続ける。

窒息
水に溺れる以外にも煙やある種のガスを吸い込むことでも窒息の被害を被る。
窒息の危険がある状況では1分間に1回【頑】テストを行い、一回のテストにつき-10%のペナルティを累積的に課せられる。
テストに失敗すれば気絶し、救出されないまま2分間が経過すればキャラクターは窒息死する。

溺れる

キャラクターは水中で【頑健力】ボーナスに等しいラウンドにわたり息を止めることが可能である。
また、水中に潜る前に深く息をしていたのならば【頑健力】ボーナスの3倍に等しいラウンドまで息を止めておくことが可能である。
この期間を超えると、ラウンド毎にそのキャラクターは【頑健力】テストを行なわなければならず、失敗したら意識不明になる。
また、【頑健力】テストを行なう毎にペナルティが-10%ずつ累積していく。
キャラクターがー度意識不明になれば、【頑健力】ボーナスに等しいラウンドにわたり溺れることになる。
この間に救助されれば、そのキャラクターは悪影響を受けることなく自動的に意識を取り戻すことができる。
この期間の終了後に救助された場合は、「超困難」(-30%)な〈負傷治療〉テストに成功することで蘇生することができるが、蘇生するまでか、死ぬまでキャラクターはラウンド毎に【耐久力】を1点失う。

飛び降りと転落
飛び降りとは、垂直方向への制御された転落であり、実施したキャラクターは通常足から着地する。
飛び降りは全アクションである。
いっぼう、キャラクターが押されるなどして図らずも転落した場合は、飛び降りではなく転落したことになる。
キャラクターが転落した場合、命中を受けたものとし、落ちた距離に応じたダメージ値をプラスして1d10のダメージロールをする。
下記の表「転落ダメージ」を参照し、必要に応じて距離を切上げること。
転落ダメージは、【頑健力】ボーナスで減らすことはできるが、鎧は無効である。
ダメージ•ロールの出目が10だったなら、キャラクターは【敏捷力】テストを行ない、失敗したなら、1d10がダメージに追加される。
これを生き延びた場合でも、キャラクターは地面に転がり落ちるため、立ち上がるには起立アクションを行なわねばならない。
さらにキャラクターは、【敏捷力】テストを行なって、転落中に手に握ったものを離さずにす
んだかを判定しなければならない。
飛び降りの場合は、キャラクターは落下距離3ヤードごとに(端数切上げ)1回ずつ、【敏捷力】テストを行なわねばならない。
テストが失敗したなら、それ以降は転落する(そのため、もはやテストは必要ない)。
つまり、キャラクターが最初のテストで失敗したなら、全距離を転落するということだ。
キャラクターが〈大道芸:曲芸〉技能を持っているなら、【敏捷力】テストの代わりにそちらのテストを行なってもよい。

転落ダメージ

転落距離(ヤード) メートル(参考) ダメージ値
3 2.74 3
6 5.49 5
9 8.23 7
12 10.97 9
15 13.72 11
18 16.46 13
21 19.20 15
24 21.95 17
25以上 22.86 20

 

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コメント

  1. […] メージをこうむり、高高度の者は25ヤード以上の場合のダメージをこうむる。詳しくは、転落ルールを参照のこと。突進攻撃と走行のアクションは、移動の一種だと見なされる(もっとも、 […]

  2. […] もし、これらの物質が肌にふれると、君は突然発火してしまう。火によるダメージは「戦闘外ダメージ」を参照。君がこの副作用を2回目以降に得た場合、別の弱点の物質を得てしまう。 […]

  3. […] たならば、その物品は1d10ラウンドの間燃え続けることになる。この効果でキャラクターが火によるダメージを受けた場合(衣服を燃やされたなど)、戦闘外ダメージの「火」の項目を参照。 […]

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