ベスティゴール:Bestigor

ビーストマンのなかでも、きわめて屈強老練な者どもは、ベスティゴールと呼ばれる。
力で優っているだけではなく、一般的に規律でも優れており、仲たがいばかりする下級の同族よりも統制の取れた部隊を編成し、味方の分裂につながるような戦場でのやりたい放題は自制する。
つねに最良の武器を身に帯びて、群れでも最高の逸品の鎧をまとい、時には斃れた敵兵から奪った武器も用いる。
ビーストマンのリーダーは、ほぼ例外なく、ベスティゴールから選ばれるのだ。

技能：〈足跡追跡〉、〈威圧〉、〈言語：暗黒語〉、〈察知〉、〈指揮〉、〈忍び歩き〉、〈姿隠し〉、〈打撃回避〉、〈尾行〉、〈野外生存術〉

異能：《威圧感》、《強打》、《特殊武器:両手用》、《野育ち》、《敏感》

特別ルール：
• 混沌変異：「動物めいた両脚」、「野獣めいた外見」、「左右の角(2段階目)」。
さらに、追加の突然変異を生じる可能性が50%ある。発生したなら、D1000混沌変異表でロールを行なって1種類の変異を創造し、データを適宜修正する。
• 森の獣の静けさ：ビース卜マンは、もともと忍び寄ることに長けており、ほとんどが熟達した狩人や追跡者である。
そのため、〈忍び歩き〉のテストに+20%、〈姿隠し〉のテストに+10%のボーナス。
・ゴールのみがベスティゴールになれる。

鎧：中装鎧(フル・メイルアーマー）
アーマー•ポイント：全身(3点)

武器：グレート・ウェポン、片手用武器、角(ダメージ値【筋+】)

―オプション―
GMはより手強いリーダーとしてのベスティゴールを登場させるために、下記の能力値成長表の範囲でベスティゴールの強さをメイキングするといいだろう。

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