ウォーハンマーFRP リプレイ【ワールウィンド】 第15話

・・・続き

【GM】
クスタフと4人の手下がワールウインド号に向かって歩いてくる。
なるべく騒ぎを大きくして、市警らの介入で水をさされたくないようだ。
一旦、戦闘になれば確実に野次馬が現れるので遅かれ早かれの問題だが・・・。

【ピョートル】
敵は舟に上がるには渡しを通らなければいけない。
舟の上から、渡しを渡ってくる奴を各個撃破だ!

【リンダラ】
私は高い場所からエルフボウで。

【ウルフガング】
戦うしか能のない俺が、盾になろう。

【アデルベルド】
ピョートルと俺がウルフガングのサポートだな。

【ピョートル】
これで、3対1の戦いに持っていけるぞ。

【GM】
いい作戦だ。
ただ、戦闘アクションに「幅跳び」があることをお忘れなく。

【ウルフガング】
でも、失敗すれば川にボチャンでしょ?

【GM】
そう。

【リンダラ】
なら、敵にとってリスクの高い戦闘であることに変わりはないな。

●グスタフはPCの作戦に「卑怯だ~」などと叫びながら、渡しに向かって進んでいく。
手下も後を追うが、そんな時に事件が起きる。

【カーン】
おーい。
酒買って来たぞ~。

【グスタフ】
なんだ?
アイツも仲間か?
ふふふ・・・野郎共、アイツから血祭りだ。

【ウルフガング】
なんてタイミングで・・・

【ピョートル】
もう、助けるのやめるか?

【リンダラ】
あの位置だと、弓攻撃も遠距離になってペナルティがついてしまう。

【アデルベルド】
見殺しには出来ないだろう。

【ピョートル】
・・・だよな。

【ウルフガング】
とりあえず、俺たちがそっちに着くまで、持ちこたえろよ。

【カーン】
あれあれ?
囲まれちゃったよ。

【グスタフ】
フルボッコじゃ~!

●カーンは運良く死なずに救援まで、持ちこたえることが出来きた。
(カーンの必死の受け流しと癒しのドラフト効果、それと初参加でクリティカル表のお世話になるのは可哀想だというシャリアの慈悲によって・・・)
さらに、カーンは手下の一人に対して、このキャンペーンで最初の魔法を披露する。
似非魔術「驚愕」だ。
しかし、「驚愕」は接触魔法でだったので、カーンは【武技】ロールに失敗し、魔法使いの見せ場を作ることが出来なかった。
ウルフガング、アデルベルド、ピョートルが、到着してあっという間にケリが付き、市警のお世話になる前に戦闘は終わってしまった。

【カーン】
手強い相手だった・・・。

【ウルフガング】
いやいや、君が独りであんなとこにひょっこり現れるから・・・。

【アデルベルド】
なんか、最初より弱かったような。

【GM】
いえいえ、貴方達が戦闘アクションを理解し始めて効率よく戦闘ができるようになっただけです・・・。
(マジであん時、カーンにクリティカル表振らせて、恐怖を植え付けとけば良かった。)

【ピョートル】
戦利品は?

【GM】
片手武器×5、メイルシャツ1、レザージャック5、1gcです。

【アデルベルド】
少なっ!

【GM】
グスタフだって、1200gcを当て込んでいた上に、臨時で手下雇ったり台所事情は厳しかったのです。

【リンダラ】
まあ、そうだよな~。

【ピョートル】
しかし、どうやって約束の日まで、時間を潰そうか。

●難なくグスタフ一行を撃退したワールウインド一行。
約束の日まで、まだ数日あるが無事過ごせるのか・・・?

・・・続く。

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