オールドワールドでは酒場のケンカから戦争までキャラクターが戦闘に巻き込まれる機会は多い。
そんな中で、ダメージを負って傷跡一つ残さない者はいないだろう。
傷跡で済めばよいが、クリティカル表には腕や脚が無くなってしまう判定も数多くある。
しかし、心配は無用だ。
ウォーハンマーFRPでは、片脚や片腕を失った程度ではキャラクターはロストしない。
義手や義足の存在はそんなキャラクターに一筋の希望の光を投げかけ、NPCに個性を付与する。
また、オールドワールドで頻繁に見られるボディアートもこの項目で説明している。
名称 | 価格 | 荷重 | 入手 |
刺青 | 3s以上 | – | 平均的 |
入れ歯 | 3s以上 | – | 平均的 |
黄金の鼻 | 6s以上 | – | 品薄 |
鉤義手 | 10s以上 | – | 平均的 |
眼帯 | 6p以上 | – | 普及 |
義眼 | 1s以上 | – | 平均的 |
義足 | 6s以上 | – | 平均的 |
古参兵の手 | 60gc以上 | – | 希少 |
耳角(じかく) | 5p | – | 普及 |
人口歯冠 | 10s以上 | – | 平均的 |
橇(そり) | 5p以上 | 10 | 普及 |
頭骨継ぎ板 | 1s以上 | – | 平均的 |
刺青
船乗り、兵士、ドワーフ、盗賊などが好んでこのボディアートを施す。
粗悪な精巧度の刺青は歪んでいて子供じみた落書き程度の出来だが、最高の精巧度の場合はほとんど芸術品だ。
入れ歯
病気・事故・虫歯で義歯がそれなりに普及している。
木材、象牙、または本物の歯を義歯床に固定している物もある。
粗悪な精巧度の物は外見が粗末だったり、口の中が血だらけになったり、中古!?だったりする。
最高の精巧度は、完璧にフィットする真っ白な歯で、最上級の義歯床が使われている。
総入れ歯と部分入れ歯がある。
黄金の鼻
最初に義鼻を作ったのはドワーフの鍛冶職人スカルト・ヘルフェンハンマーであるといわれている。
彼は最も高貴な金属である金を選んだのだが、庶民はそうはいかない。
大部分の義鼻は木製だが、名前だけは伝説のドワーフが作った名残が未だに使われている。
粗悪な精巧度の物は鼻腔差し込むだけのただのノズルだが、最高精度の物は本物の鼻と見分けが付かないほどだ。
鉤義手
手が無い人ようの代替品。
先が鉤になっており、布か革の紐で手首に固定する。
粗悪な物は錆びていて折れやすいが、最高の精巧度のものは、貴金属でできており、鉤のみならず、ナイフ、松明、スプーンやフォーク、ヘアブラシなど様々な付属品を付けられる。
鉤義手を武器として使う場合はガントレットのデータを使う。
眼帯
失った目に被せ、後頭部で紐を結ぶ。
粗悪な物は眼窩に詰めるボロ布以外の何物でもないし、最高の精巧度の物は革、絹、ビロードで出来ていて、デザインや装飾は流行によって移り変わる。
自身が所属する部隊の指揮官の紋章を描くのは古参兵の伝統だ。
義眼
精巧度の高い義眼はガラス製で滑らかな作りだ。
金持ちはガラス製の義眼を使う。
しかし、庶民でも義眼を入れたがる見栄っぱりは木製や石製でこれらの粗悪な義眼が金持ちと貧乏人のギャップと眼窩を埋める。
義足
戦争で片脚を失う兵士は後を絶たない。
お椀と木製の杭でつくった義足を紐で括りつけることで、負傷者に機動性と自立性をあたえる。
粗悪な精巧度の義足は拾ってきた木の棒を紐で括ったものでしかない。
最高精度の義足はクッションと関節が付けられていて、紋章など装飾が施されている。
また、密輸などに使えるように義足が中空になっている物もある。
義足を使用しない場合【移動力】が半分になるペナルティを負うが、義足を付けている場合、【移動力】ペナルティは-1点のみで済む。
古参兵の手
1組かそれ以上の金属製のペンチからなる。
ワイヤー、紐、重りで制御する。
精密に動作はできないが、物体を掴んだり、拾い上げたりできる。
オーダーメイドで職人がひとつひとつ手作りするため、粗悪な精巧度の物でさえ、中古品で錆ついて操作が難しいという程度だ。
最高の精巧度なら、宝石が散りばめられていたり、豪華な装飾が施されていたりして、使用する人間よりも価値が高い場合もある。
耳角(じかく)
木材や骨で作られた円錐形の集音器で、細い方を耳に入れて、広がっている方を話手に向けて使用する。
〈聞き取り〉テストで耳角を使える場合、+5%のボーナスがつく。
人口歯冠
失った歯の代わりに人口歯冠を装着する者は多い。
酒場のケンカで歯が宙を舞うのは日常のありふれた光景だから。
安価な物は木製だが、金持ちの間では金が人気だ。
橇(そり)
オールドワールドの乞食の中には、戦争等で両脚と仕事を失った者などがその生活を余儀なくさせられている場合も少なくない。
そのような者たちは地面の上を這いまわらなければ生きていけないのだ。
そんな気の毒な人々の大部分はただの板か車輪の付いた台車に乗って地面の上を滑走する。
粗悪な精巧度の物はただの板切れだが、最高の精巧度の物は車輪やクッションが付いている。
頭骨継ぎ板
頭部の重い負傷に使用する。
金属板を曲げて頭蓋骨の欠損部位をカバーする。
骨にボルトで固定したり、挿入して使う。
粗悪に物は溶接の跡がむき出しだったり、鍋などの元の形を留めている物もある。
最高の精巧度の物であれば、ルーン文字や祈りの言葉がエッチングされていたり、貴金属や宝石で装飾されている物もある。
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