ウォーハンマーFRP アクション

アクション
戦闘が始まるとPCは1点のアクションポイントを持っている。
その1点を全部使うなら「全アクション」、半分使うなら「半アクション」、アクションポイントを消費するまでもない行動は「フリーアクション」と呼ばれる。

・全アクション
アクションのすべてを使うため、半アクションは同時にできない。

・半アクション
比較的単純な行動をあらわし、全アクションを行う代わりに2回の半アクションを行える。

・フリー・アクション
実行に1秒もかからない行動なので、他のアクションに追加して行える。
1Rに何度フリー・アクションが行えるかは状況を考慮しGMが判断する。

基本アクション

・移動(半アクション)
キャラクターは【移】を元に短距離を移動できる。
移動困難な地形においては移動距離は半分となる。

・技能の使用(さまざま)
キャラクターは1つの技能を使用する。
技能テストが発生し、技能によっては延長アクションが必要になる場合がある。

・起立/騎乗(半アクション)
地面に伏せた状態からの立ち上がりや、馬やポニーのような乗用動物に跨ることができる。

・呪文発動(さまざま)
キャラクターは呪文を発動する。
追加半アクション〈魔風交信〉技能テストの結果を発動ロールに加算できる。
魔法の中には延長アクションになるものもある。
1回のラウンドに複数の呪文を発動することはできない。
関連異能:《呪文動作迅速》

・準備(半アクション)
キャラクターは武器を抜いたり、手の届きやすいポーチやポケットからアイテムを1つ取り出す。
それと同時にすでに手にもっていたアイテムを1つしまうこともできる。
関連異能:《早抜き》

・照準(半アクション)
キャラクターは狙いを定めることで命中の可能性を高められる。
直後のアクションが通常攻撃だった場合【武技】もしくは【射技】に+10%のボーナスが受けられる。

・戦闘からの離脱(全アクション)
キャラクターは接近戦闘から離脱して移動できる。
離脱アクションを行わずその場を離れる場合、接しているすべての敵から1回ずつフリー攻撃を受けたあとで、はじめて移動することができる。
関連異能:《逃走!》

・装填(さまざま)
キャラクターは射撃武器を装填できる。
各種武器の装填時間は武器のデータによる。
関連異能:《早つがえ》《装填術》

・通常攻撃(半アクション)
キャラクターは1回の接近攻撃か、遠隔攻撃を行うことができる。


・突進攻撃(全アクション)
少なくとも4ヤード(2マス)離れた敵に突撃し、一回の攻撃を行うことができる。
敵はキャラクターの突進移動範囲内にいて、最後の4ヤードは敵めがけて一直線に進まねばならない。
突進攻撃を行ったキャラクターは【武技】に+10%のボーナスを得る。

・連続攻撃(全アクション)
接近攻撃か遠隔攻撃を【攻】を上限に複数回行える。
少なくとも【攻】が2なければこのアクションは行えない。
射撃武器でこのアクションを行えるのは、使用する武器がフリーアクションで装填を行えるか、キャラクターが両手に装填済みのピストルを持っているかの場合に限られる。

上級アクション

・受け流し準備(半アクション)
宣言することで、自分の次の番までに自分に対して成功した敵の接近攻撃の1つに対して、受け流しのチャンスを得る。
注意:盾やバックラーは受け流しが一度だけフリーアクションになるという解釈なので、盾を持ったPCが受け流し準備を宣言しても、受け流しを1Rに2回行えるわけではない。

・追いやり(半アクション)
【武技】の対抗テストで勝利すれば、敵を1マス(2ヤード)指定した方向に動かすことができる。
同時に自身も1マス(2ヤード)動いてもよい。(動かなくてもよい)
このとき動かされる敵は壁をすり抜けたりできないし、障害物の上にとっさに飛び乗るわけでもないので、動かせる範囲は障害物のない場所に1マスとなる。
崖っぷちで戦っていて、あと一歩で敵を崖に落とす場合など効果的だ。

・行動遅延(半アクション)
行動遅延を宣言すると、そのPCの次の番まで、残りの半アクションが有効なまま維持される。
次の番が来るまでのどのタイミングで残りの半アクションを使っても良いが、使わないまま次の番が来た場合はこの半アクションは消失してしまう。

・慎重攻撃(全アクション)
慎重攻撃を宣言した接近攻撃の際、【武技】-10%のペナルティをつけて攻撃するが、自身の次の番までに反撃を受けた際の受け流しと回避のテストに+10%のボーナスを付けられる。

・全力攻撃(全アクション)
自身の身を危険に晒し攻撃に全力を捧げるために【武技】+20%のボーナスで攻撃できるが、次のターンまでの回避と受け流しが行えない。

・走行(全アクション)
PCは全力疾走するため、敵の遠隔攻撃は当たり難く、敵の接近攻撃は当たり易くなる。
PCの次のターンまでの敵の【射技】は-20%になるが、敵の【武技】は+20%になる。
敵までに距離があり、弓矢で射掛けられている中を突撃する際に有用。

・飛び降り/幅跳び(全アクション)
「飛び降り」はちゃんと足から降りられたときのことで、それ以外の場合は「転落」となる。
飛び降りは3ヤードの高さごとに【敏】テストを行い全て成功すれば着地できたとみなすが、失敗すれば「転落」となり、その高さに見合ったダメージ対象となる。
【敏】テストの代わりに《大道芸:曲芸》を使うこともできる。

幅飛びは走り幅跳びと立ち幅跳びの2種類がある。
走り幅跳びは踏み切りから2マス(4ヤード)は直進しなくてはならず、助走に移動力分のマス目を必要とする。
PCが飛べる最大飛距離は【移】+【筋+】分のヤード数だ。
【移】4【筋+】3の人間なら、助走に4マス必要で最大で7ヤード飛べることになる。
しかし、最大飛距離は【筋】テストに成功した場合のはなしで、1段階失敗する毎に1ヤード飛距離が縮む。(最低でも1ヤードは飛べる)

立ち幅跳びは助走が付かない分だけ、最大飛距離を半分(端数切り上げ)にする。

フェイント攻撃(全アクション)
フェイント攻撃を宣言すれば、【武技】対抗テストで勝利することで、効果的なフェイントを行い、攻撃ができる。
相手はその攻撃に対して回避や受け流しが出来なくなる。


防御専念(全アクション)
防御専念を宣言したPCは文字通り防御に専念するため、そのPCに対する接近攻撃の【武技】は全て-20%のペナルティを付与される。
敵に囲まれて、数ターン助けを待つ場合などに有効。

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